フィールドを作成します。詳細については、ドラッグ フィールドを使用するを参照してください。
>
フィールドを作成するときにオプションを設定します。
-
-
ドラッグ フィールドの強さを設定します。マグニチュードが大きくなるほど、移動するオブジェクトに対するブレーキ力も大きくなります。
-
-
フィールドと作用を受けるオブジェクトとの間の距離が大きくなるに従って、フィールドの強さがどれだけ減少するかを設定します。変化率は距離に対して指数的に変わります。は指数です。を 0 に設定すると、フィールドとオブジェクトとの距離が変わってもフィールドの力は一定です。
-
-
パーティクルのスピードがの値未満の場合に、空気抵抗量を小さくします。これにより、移動スピードの遅いパーティクルは空気抵抗の影響をあまり受けなくりますが、高速移動するパーティクルは大きく減衰されます。アトリビュート エディタのみ使用可能です。
-
-
ブレーキ力がに、オブジェクトの速度と反対にのみ働くことを表します。アトリビュート エディタのみ使用可能です。
たとえば、をオンにして、オブジェクトがドラッグ フィールドの力と同じ方向に移動する場合は、ドラッグ フィールドの最大ブレーキ力が適用されます。オブジェクトがドラッグ力と垂直に移動する場合、ブレーキ力は適用されません。オブジェクトが反対方向に移動する場合は、加速します。
-
-
X、Y、Z 軸に沿ってドラッグ フィールドの力の作用する方向を設定します。 を有効にするには、をオンにしなければなりません。
-
-
ドラッグ フィールドの動きに相対する空気抵抗の量です。マグニチュードの値によって、ドラッグ フィールドは空気のブロックのようにも、水や泥のブロックのようにも動作します。アトリビュートを使用して、フィールドのトランスフォーム時にこのブロックを移動できます。アトリビュート エディタのみ使用可能です。
を 1.0 に設定すると、ブロックはフィールドとまったく同じように移動します。マグニチュードの値が大きい場合、フィールドの範囲に含まれるすべてのオブジェクトは、ぬかるみにはまった小石のように引きずられます。大気フィールドの速度の継承の働きと似ていますが、トランスフォーム全体がより正確に追跡され、トランスフォームのスケーリングとシアー変形が行われます。また、大気フィールドで必要な二次風速は必要ありません。
フィールドでを使用すると、さまざまな効果が得られます。
- このフィールドを、移動するオブジェクトの親にすることができます。オブジェクトを移動すると、オブジェクトの移動にしたがってフィールドが近くのパーティクルや流体を引きずって、オブジェクトの航跡を作成します。これにより、たとえば髪の毛を安定させやすくなります。頭部に接する髪の毛どうしの衝突動作を、ある程度模倣します。
- パーティクルに物理的な動作をさせたまま、フィールドのアトリビュートをキーフレーム パーティクルの動きに合わせてアニメートできます。このアトリビュートは、パーティクルをつかんで押したりツイストしたりしてから放す手のように動作します。爆発を作成するには、フィールドのスケールをアニメートします。
-
-
フィールドがゆっくりと移動しているときに、空気抵抗の影響を軽減します。モーション減衰の値が 0 より大きい場合、フィールドが静止していれば、空気抵抗はありません。フィールドのスピードがの値以上のとき、空気抵抗のマグニチュードの設定がそのまま適用されます。これは、の値がゼロではない場合にのみ効果があります。アトリビュート エディタのみ使用可能です。
-
-
をオンにした場合、で定義された領域内で接続されているオブジェクトが、ドラッグ フィールドの影響を受けます。の範囲外で接続されているオブジェクトは、ドラッグ フィールドの影響を受けません。アトリビュート エディタでのみ使用可能です。
をオフにした場合、ドラッグ フィールドからの距離に関係なく、接続されているすべてのオブジェクトがドラッグ フィールドの影響を受けます。
-
-
フィールドの力が作用する、ドラッグ フィールドからの最大距離を設定します。を有効にするには、をオンにしなければなりません。アトリビュート エディタでのみ使用可能です。
オブジェクト フィールドのでのみ使用可能です。
-
-
オブジェクトのどこからフィールドを作用させるかを設定します。をオンにすると、選択したオブジェクトの個々のポイント(CV、パーティクル、頂点)は、最大かつ均等にフィールドを作用させます。をオフにすると、フィールドは、指定されたポイントの平均位置からのみ作用します。
でアトリビュートを表示するには、セクションを開きます。オブジェクト フィールドのでのみ使用可能です。