wire

パラメータ(Parameters)

次のオプションの 1 つを選択します。

回転(Rotation): シア(Shear) (ずれ、ひずみ)と接線の量によって変化するエフェクトを指定します。0 ～ 1 の値を指定します。0 ではシアが最大になり、1 では接線が最大になります。スライダを使用して、0.000 ～ 1.000 の間で値を選択します。既定値は 1.000 です。
交差エフェクト(Crossing Effect): 2 つのインフルエンスワイヤが交差する箇所におけるデフォメーションエフェクトの影響度を指定します。有効値は、0 (スムーズなエフェクト) ～ 1 (2 つのワイヤを加算したエフェクト)です。既定値は 0 です。スライダを使用して、0.000 ～ 1.000 の間で値を選択します。既定値は 0.000 です。
ローカルインフルエンス(Local Influence): 複数のインフルエンスワイヤがデフォメーションエフェクトに影響する範囲を指定します。0 ～ 1 の値を指定します。1 を指定すると、最近接のワイヤから最も強い影響を受けます。スライダを使用して、0.000 ～ 1.000 の間で値を選択します。既定値は 0.000 です。
張力(Tension): インフルエンスワイヤの張力を指定します。この値により、インフルエンスワイヤが変形可能オブジェクトのポイントをベースワイヤから引き離す力が決まります。要するに、この力はインフルエンスワイヤとベースワイヤ間の張力を表します。スライダを使用して、-10.000 ～ 10.000 の間で値を選択します。既定値は 1.000 です。
ジオメトリのフリーズ(Freeze Geometry): ワイヤのデフォメーションエフェクトをフリーズするかどうかを指定します。オンにしてフリーズした場合、オブジェクトやベースワイヤを変換(移動、回転、スケール)しても、インフルエンスワイヤのインフルエンスを受けている変形中のオブジェクトのコンポーネント(CV など)はフリーズされ、インフルエンスワイヤの影響のみを受けます。ジオメトリをフリーズすると、パフォーマンスが向上します。ジオメトリをフリーズした状態では、ベースワイヤに関連するジオメトリオブジェクトを移動することはできません。既定値はオフです。

スケール(Scale)

各インフルエンスワイヤのインフルエンスの度合いを指定します。既定値は 1.00 です。

ドロップオフ距離(Dropoff Distance)

各インフルエンスワイヤのインフルエンス範囲を指定します。既定値は 1.00 です。

ロケータ(Locators)

ワイヤドロップオフロケータを作成した場合に、各インフルエンスワイヤ上の各ワイヤドロップオフロケータのアトリビュートがこのセクションにリストされます。

curveShapen->locatorn: インフルエンスワイヤのシェイプ(既定の名称は curveShapen)、およびそのワイヤ上のワイヤドロップオフロケータ(既定の名称は locatorn)を識別します。ロケータは、作成された順番に 1 から番号が付けられます。
パラメータ(Param)[n]: インフルエンスワイヤカーブ上にあるワイヤドロップオフロケータの位置を指定します。nの値は、0 で始まり、作成された順に付けられたワイヤドロップオフロケータの番号です。指定する値は、カーブの U パラメータの値です。
パーセント(Percent)[n]: インフルエンスワイヤの減衰率に対するロケータの影響範囲を指定します。n の値は、0 で始まり、作成された順に付けられたワイヤドロップオフロケータの番号です。既定では、インフルエンスワイヤのそれぞれの端に 2 つのインプリシットなロケータがあり、パーセント(Percent)は 1.000 になります。その他のロケータは、そのロケータのパーセント(Percent)に関連するエフェクトを持っています。スライダを使用して、0.000 ～ 1.000 の間で値を選択します。既定値は 1.000 です。
ツイスト(Twist)[n]: ワイヤドロップオフロケータ周囲の局所的なツイストエフェクトを指定します。n の値は、0 で始まり、作成された順に付けられたワイヤドロップオフロケータの番号です。値を増減するにつれて、ワイヤドロップオフロケータのインフルエンスを受けるサーフェスの領域にツイストエフェクトが生じます。キャラクタセットアップ時に、ワイヤロケータのツイスト(Wire Locator Twist)を変更して、唇や眉の動きに微妙なエフェクトを生成することができます。既定値は 0 で、ツイストエフェクトは生じません。このアトリビュートは、ワイヤロケータのツイスト(Wire Dropoff Twist) チャネルに対応します。
エンベロープ(Envelope)[ n]: ワイヤドロップオフロケータの変形スケール係数を指定します。n の値は、0 で始まり、作成された順に付けられたワイヤドロップオフロケータの番号です。既定値は 1 です。このアトリビュートは、ワイヤロケータのエンベロープ(Wire Locator Envelope)チャネルに対応します。