NURBS サーフェスまたはカーブを使用して、各種のジオメトリ プリミティブ シェイプを作成します。原点に、あるいは設定したプリミティブ オプションに従ってシーン ビュー内でマウスをクリックした場所にはどこにでも、プリミティブを作成することができます(インタラクティブ作成(Interactive Creation))。大部分のオプションは、プリミティブタイプの間で共有されます。
インタラクティブ作成(Interactive Creation)をオンにし、プリミティブ オプション ボックスを選択すると、プリミティブ オプションのサブセットがツール ウィンドウに表示されます。このツール設定には、ピボット オプションはありません。さらに、半径/幅/高さ/深度(Radius/Width/Height/Depth) オプションは、インタラクティブな作成ではなく、クリックによる作成だけに適用されます。
たとえば、眼球、惑星、人間の頭部などのラウンド オブジェクトを組み合わせるための開始ポイントとして、球を作成することができます。
リニア(Linear)サーフェスは、ファセット化された外観を備えています。キュービック(Cubic)サーフェスは、丸い形をしています。サーフェス次数(Surface Degree)の詳細については、次数を参照してください。
このオプションを使用して、このプリミティブのシェイプの精度を改善することができます。グローバル(Global)許容値に設定した場合は、プリファレンス(Preferences)ウィンドウの設定(Settings)部分にある位置許容値(Positional tolerance)の値が使用されます(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Window > Settings/Preferences > Preferences))。この値を低くすると、サーフェスの精度が向上します。
ローカル(Local)に設定した場合は、このオプション ウィンドウにある値を入力して、プリファレンス(Preferences)ウィンドウの位置許容値(Positional tolerance)の値をオーバーライドすることができます。
なし(None)に設定した場合は、許容値は無視され、指定した数のセクションおよびスパン(下記を参照)で球が作成されます。
立方体は 6 つの面を備え、それぞれ選択することができます。ビューで立方体の 1 面を選択、あるいはアウトライナ(Outliner)でその見出しをクリックすることができます。たとえば、アウトライナ(Outliner)で leftnurbsCube を選択すると、立方体の単一の面が選択されます。立方体全体を選択するには、立方体をセレクション ボックスで囲んで選択し、キーボードの上矢印キーを押します。
エンド キャップの有無を問わず、円柱を作成することができます。円柱に特有のオプションは、エンド キャップに関係します。キャップを円柱のどちらかの端または両端に作成、またはキャップなしで作成することができます。キャップを別個のトランスフォーム ノードとしても作成することができるので、それを円柱から独立して操作することができます。
ベースのキャップの有無を問わず、円錐を作成することができます。その他のオプションは、NURBS プリミティブのものと同様です。
プレーンは、指定した数のパッチからなるフラットなサーフェスです。オプションは、他の NURBS プリミティブと同様です。
トーラスは、3D リングです。オプションは、他の NURBS プリミティブと同様です。
正方形は、サーフェスではない 4 つのカーブのグループです。正方形は、建物からウィンドウ シェイプをトリムするなど、各種のモデリング操作に便利です。オプションは、他の NURBS プリミティブと同様です。
マウスを使用してプリミティブを作成すると、トランスフォーム ツールを使用する必要なく、配置/スケールすることができます。このオプションはオフにするまで保持されます。詳細については、NURBS プリミティブを作成するを参照してください。
このオプションは、インタラクティブ作成(Interactive Creation)と相互作用します。完了時に終了(Exit on Completion)がオンの場合は、別のプリミティブを作成するために、プリミティブ タイプを再度選択する必要があります。このオプションがオフの場合は、他のツールを選択するまで、複数の同じタイプのプリミティブをインタラクティブに作成することができます。