ジョイント クラスタ(Joint Cluster)

 
 
 

ジョイント クラスタ アトリビュート(Joint Cluster Attributes)

上位境界(Upper Bound)

親ボーンの長さのパーセント(比率)を設定します(クラスタのウェイト値が親ボーンに沿って低減)。クラスタのウェイト値は、上位ドロップオフ タイプ(Upper Dropoff Type)に応じて、ジョイントに接近するに従って上位ウェイト値(Upper Value)から低減していきます。既定は 10 です。

上位ウェイト値(Upper Value)

上位境界(Upper Bound)の位置におけるクラスタのウェイト値の初期値を設定します。既定は 0.5 です。

上位ドロップオフ タイプ(Upper Dropoff Type)

親ボーンに沿ったクラスタのウェイト値が、ジョイントに接近するに従ってどのように低減するかを設定します。リニア(linear) (0)、サイン(sine) (1)、指数関数(exponential) (2)、または、なし(none) (3)を選択します。既定はリニア(linear)です。

下位境界(Lower Bound)

ジョイントのボーンの長さのパーセント(比率)を設定します(クラスタのウェイト値がジョイントのボーンに沿って低減)。クラスタのウェイト値は、下位ドロップオフ タイプ(Lower Dropoff Type)の設定により、ジョイントに接近するに従って下位ウェイト値(Lower Value)から低減していきます。既定は 10 です。

下位ウェイト値(Lower Value)

下位境界(Lower Bound)の位置におけるクラスタのウェイト値の初期値を設定します。既定は 1 です。

下位ドロップオフ タイプ(Lower Dropoff Type)

ジョイントのボーンに沿ったクラスタのウェイト値が、ジョイントに接近するに従ってどのように低減するかを設定します。リニア(linear) (0)、サイン(sine) (1)、指数関数(exponential) (2)、または、なし(none) (3)を選択します。既定はリニア(linear)です。

相対(Relative)

ジョイント クラスタ ハンドルの親が移動、回転、またはスケールされた場合のみに変形を行うように設定します。

解像度(Resolution)

デフォメーションの精度を、完全に正確なものにするか近似的なものにするかのいずれにするかを指定します。全体(Full)または部分(Partial)解像度を選択できます。全体(Full)を指定すると、変形が 100 パーセント正確に行われます。部分(Partial)を指定するとデフォメーションが近似的に行われるため、表示パフォーマンスを高めることができます。部分(partial)の設定時には、解像度(Resolution)値に基づいてクラスタのウェイト値がラウンド補正されます。既定は全体です。

解像度パーセント(Percent Resolution)

クラスタ変形の解像度を丸めるための増分率を指定します。クラスタのウェイト値は、指定した増分率を使ってその次に低いインクリメントに端数を丸めます。たとえば、解像度パーセント(Percent Resolution)が 5.00 の場合、スキン ポイントのジョイント クラスタのウェイト値 .94 は .90 に丸められます。ジョイント クラスタのウェイト値 .46 は .45 に丸められます。既定は 5.00 です(解像度(Resolution)部分(Partial)に設定されている場合のみ利用可能です)。

角度の補間(Angle Interpolation)

リジッド スキニングの補間方向を設定します。ジョイントの角度やウェイト値の割合を少しでも変更したときに、デフォメーション エフェクトに望ましくない不連続性がある場合は、このアトリビュートを使用して修正します。不連続はジョイント クラスタ ノードが不適切な補間方向を使用してデフォメーション エフェクトを生成しているために起こります。補間方向を変更するには、角度の補間(Angle Interpolation)を最近接(Closest)、ポジティブ(Positive)、またはネガティブ(Negative)に設定します。既定の角度の補間(Angle Interpolation)は最近接に設定されており、この設定で通常のリジッド スキニングのデフォメーション エフェクトを生成することができます。ほとんどの場合は、この既定の設定で問題ありませんが、エフェクトに不連続性が生じた場合は、ポジティブまたはネガティブに設定してデフォメーション エフェクトを調整してください。