Maya の基本 > 基本のリファレンス > 基本ウィンドウとエディタ >  プリファレンス(Preferences)ウィンドウ  > 

UI 要素(UI Elements)プリファレンス

 
 
 

プリファレンス(Preferences)ウィンドウの UI カテゴリでは、以下のプリファレンスを設定できます。

可視 UI 要素(Visible UI Elements)

UI 要素の非表示/表示を切り替えます。ディスプレイ > UI 要素(Display > UI Elements)メニューからも表示を制御できます。

Maya のメイン ウィンドウに表示する要素をいくつでもオンにします。

メイン ウィンドウのエディタ(Editor in Main Window)

エディタの表示/非表示を選択できます。エディタは、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)、ツール設定(Tool Settings)、またはチャネル ボックス/レイヤ エディタ(Channel Box/Layer Editor)のいずれかです。ディスプレイ > UI 要素(Display > UI Elements)メニューから、またはステータス ライン(Status Line)の右端にある 3 つのアイコンからもこの表示を制御できます。

パネルの構成(Panel Configurations)

保存するとき(When saving)

パネル レイアウトとファイルの保存(Save panel layouts with file)がオンの場合、パネル レイアウトはシーン ファイルとともに保存されます。既定はオンです。(以前の Save File オプションの代替です)。

ヒント:

リファレンス ファイルとして使用するオブジェクト/サブシーンを作成する場合は、このオプションを無効にしてください。既定では、Maya は開かれたすべてのエディタについてのあらゆる情報、すべてのシーン ファイル(.ma/.mb)の場所、サイズ、ウィンドウ固有のオプションなどを記憶しています。これは、uiConfigurationScriptNode という名前のスクリプト ノードにアトリビュートとして保存され、ノードの文字列型アトリビュートに追加された MEL コードとして表されます。

開くとき(When opening)

オンにすると、ファイルから保存されたレイアウトを復元します。既定はオンです。(以前の Open File オプションの代替です)。

新しいシーンの開始(Starting new scenes)

新しいシーンのレイアウトを指定します。

現在のレイアウトの維持(Keep current layout)

新しいシーンに対して現在のレイアウトを使用します。

以下に指定したレイアウトの使用(Use layout specified Below)

プルダウン メニューから選択したレイアウトに基づいて、新しいシーンを作成します。既定は単一のパース ビュー(Single Perspective View)です。

新規シーン:ビューポート パネル設定をリセット(On new scene: Reset viewport panel settings)

パネル プリファレンス、たとえば、ビューポートの選択(既定のビューポート、ビューポート 2.0 (Viewport 2.0))、シェーディング モード(たとえばワイヤフレーム(Wireframe))、またはライティング モード(たとえば、すべてのライトの使用(Use All Lights))を Maya のセッションとともに保存するには、このオプションの選択を解除します。

このオプションを選択した場合、 Maya の新しいセッションの開始時にすべてのパネル設定がリセットされます。

ファイル ブラウザ(File Browser)

環境変数(Environment variables)

Maya ファイル ブラウザでパス名の環境変数を展開するかどうかを制御します。

保持(Retain)

Maya ファイル ブラウザ(File Browser)のパス名のテキスト フィールドに入力された環境変数は、展開されずに表示されます。ファイル ブラウザ(File Browser)で選択したファイル名を受け入れると、展開されていないパス名が、展開されていない形式で受け取り先に渡されます。たとえば、ファイル ブラウザがファイル テクスチャ ノードに起動された場合に $IMAGES/sgi/mandrill.gif のようなパス名を入力すると、展開されていない名前 $IMAGES/sgi/mandrill.gif がファイル テクスチャのイメージの名前(Image Name)テキストフィールドに表示されます。受け取り先フィールドが書き出し可能な場合は、このフィールドは展開されていない形で出力されます。

展開(Expand)

環境変数は Maya ファイル ブラウザ(File Browser)によって自動的に展開されます。これはプリファレンスの既定の設定で、以前のバージョンの Maya と同様の動作です。たとえば、環境変数 $IMAGES を /usr/images に設定し、パス名 $IMAGES/sgi/mandrill.rgb を Maya ファイル ブラウザ(File Browser)のパス名テキスト フィールドに入力して決定すると、入力されたパス名は展開された名前に変更されます。つまり /usr/images/sgi.mandrill.rgb になります。

このトピックについてのコメントをお送りください