ヒンジ(Hinge)コンストレイントは、1 つのヒンジによって、指定された軸の方向に、リジッド ボディの動きを拘束します。ヒンジ(Hinge) コンストレイントを使ってちょうつがいの付いたドア、電車の車両をつなぐ連結機器、時計の振り子などのエフェクトを作成します。何と何の間にヒンジ コンストレイントを作成できるかを次に示します。
ヒンジ(Hinge) コンストレイントはフォースに反応することができます。トルクが適用されるときにこの軸回転を使用すると、ヒンジが空中を飛んだり、ほかのリジッド ボディに対してバウンドしたりするときに、リアルな外観にすることができます。
相互貫通(Interpenetrate)をオンに設定した場合、リジッド ボディ アニメーションの再生はより高速になります。
単一のリジッド ボディをある位置にコンストレイントする場合に、初期位置の設定(Set Initial Position)をオンに設定しなければ、ヒンジ(Hinge) コンストレイントは、そのリジッド ボディの重心に作成されます。
1 組のリジッド ボディをコンストレイントする場合に、初期位置の設定(Set Initial Position)をオンに設定しなければ、ヒンジ コンストレイントは、両者の質量の中心と質量の中心の中間地点に作成されます。
パッシブ リジッド ボディには、Maya がヒンジ(Hinge) コンストレイントの位置設定のために既定値として使用する重心がありますが、Maya は、パッシブ リジッド ボディのダイナミック計算ではその重心を使用しません。
コンストレイントを作成後に変更する場合は、コンストレイントを編集するを参照してください。