エミッタを複製して別の場所で放出を再現することができます。たとえば、クラウドのパーティクルを作成するエミッタを作成すれば、シーン内の任意の場所に同じクラウドを作成することができます。また、オリジナルのエミッタが持つダイナミック エフェクト(たとえば、フィールド)への接続を複製に持たせることができます。放出されたパーティクルに適用されるエクスプレッションは複製されません。
ダイナミック エフェクトに関連させずにエミッタを複製するには
エミッタには、非表示の現在のタイム(Current Time)アトリビュートがあります。アニメーションを再生するときにエミッタを動作させるためには、その現在のタイム(Current Time) アトリビュートの入力接続が必要です。既定では、現在のタイム(Current Time)への入力はシーンの定義済み時間変数によって提供されます (詳細については、現在のタイム(Current Time)アトリビュートについてを参照してください)。
既定のオプションで編集 > 複製(Edit > Duplicate)を選択した場合、入力接続は新しいオブジェクトへ複製されないため、ダイナミクスは機能しません。このため、パーティクル > 時間に接続(Particles > Connect To Time)を選択します。
放出されたパーティクル オブジェクトの複製のシード(Seed)番号は、オリジナルのオブジェクトの番号と同じです。したがって複製されたパーティクルの放出のランダム性はオリジナルと同じになります。放出のランダム性を変更する手順については、放出のランダム度を取り扱うを参照してください。