ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

vectorize [-browserView] [-byFrame float] [-camera string] [-combineFillsEdges] [-currentFrame] [-curveTolerance float] [-customExtension string] [-detailLevel int] [-edgeColor int int int] [-edgeDetail] [-edgeStyle string] [-edgeWeight float] [-endFrame float] [-filenameFormat string] [-fillStyle string] [-flashVersion int] [-frameRate int] [-height int] [-hiddenEdges] [-highlightLevel int] [-highlights] [-imageFormat string] [-layer name] [-minEdgeAngle float] [-outlinesAtIntersections boolean] [-outputFileName string] [-pixelAspectRatio float] [-reflectionDepth int] [-reflections] [-renderLayers] [-renderOptimization string] [-renderView] [-secondaryCurveFitting boolean] [-shadows] [-showBackFaces] [-startFrame float] [-svgAnimation string] [-svgCompression] [-width int]

vectorize は、取り消し不可能照会不可能、および編集不可能です。

このコマンドでは、Maya ベクター レンダラを使用して、Maya シーンを各種のベクター フォーマットやラスター フォーマットにレンダーします。

戻り値

なし

キーワード

vector, graphics, render, flash, swf, svg

関連

render

フラグ

browserView, byFrame, camera, combineFillsEdges, currentFrame, curveTolerance, customExtension, detailLevel, edgeColor, edgeDetail, edgeStyle, edgeWeight, endFrame, filenameFormat, fillStyle, flashVersion, frameRate, height, hiddenEdges, highlightLevel, highlights, imageFormat, layer, minEdgeAngle, outlinesAtIntersections, outputFileName, pixelAspectRatio, reflectionDepth, reflections, renderLayers, renderOptimization, renderView, secondaryCurveFitting, shadows, showBackFaces, startFrame, svgAnimation, svgCompression, width
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-browserView(-bv) create
レンダーをブラウザでプレビューするかどうかを指定します。このオプションは swf のみです。
-byFrame(-bf) float create
フレーム増分を指定します。
-camera(-c) string create
レンダーするカメラを指定します。
-combineFillsEdges(-cfe) create
Flash で、フィルまたはエッジを単一のオブジェクトとして結合するかどうかを指定します。このオプションは swf のみです。
-currentFrame(-cf) create
現在のフレームのみをレンダーするかどうかを指定します。
-curveTolerance(-ct) float create
カーブ許容値を指定します。有効な値は、0.0 ~ 15.0 です。カーブ許容値によって、接続された一連のライン セグメントを、レンダラがどのくらいアグレッシブにカーブに合わせようとするかが定義されます。値 0.0 では、すべてのライン セグメントがカーブ フィッティングなしで描画されます。値 15.0 では、アグレッシブなカーブ フィッティングが発生します。
-secondaryCurveFitting(-scf) boolean create
二次カーブ フィッティングを行うかどうかを指定します。
-customExtension(-ce) string create
ファイル名に使用するカスタム拡張子を指定します。空でない任意の文字列が有効です。
-detailLevel(-dl) int create
詳細レベルを指定します。有効な値は、0 ~ 50 です。値が小さいほど、多くのポリゴンが結合可能になり、小さなファイルが生成されます。大きな値では、レンダーの正確さが高まりますが、ファイル サイズが大きくなり、レンダー時間が長くなります。
-edgeColor(-ec) int int int create
エッジ カラーの赤、緑、青の成分を指定します。有効な値は、各カラー成分に対して 0~255 です。
-edgeDetail(-ed) create
エッジの詳細をレンダーするかどうかを指定します。これは、1 つのエッジを共有する任意の 2 つの隣接ポリゴンのフェース法線間の角度が、(-mea フラグによって指定される)最小エッジ角度より大きなエッジです。
-edgeStyle(-es) string create
エッジ スタイルを指定します。有効な値は、「Outline」、「EntireMesh」、「None」です。
-edgeWeight(-ew) float create
すべてのエッジの入力ポイントに使用するエッジ ウェイトを指定します。1 インチあたり 72 のポイントがあります。値 0.0 は、極細(Hairline)エッジ ウェイトを指定します。
-endFrame(-ef) float create
終了フレームを指定します。
-filenameFormat(-ff) string create
ファイル名フォーマットを指定します。有効な値は、「name」、「name.ext」、「name.#.ext」、「name.ext.#」、「name.#」、「name#.ext」、「name_#.ext」です。
-fillStyle(-fs) string create
塗り潰しスタイルを指定します。有効な値は、「SingleColor」、「TwoColor」、「FourColor」、「FullColor」、「AverageColor」、「AreaGradient」、「MeshGradient」、「None」です。AreaGradient と MeshGradient は、eps および ai イメージ フォーマットでは使用できません。
-renderOptimization(-ro) string create
レンダーの最適化を指定します。有効な値は、「無難」、「良好」、「強引」です。「無難」は冗長なジオメトリを除去します。「良好」は冗長なジオメトリと共に、高ディテール領域にズーム インしないと見えないサブピクセル ジオメトリも除去します。「強引」は「良好」が除去するすべてのジオメトリと共に、単一ピクセル レベルより少し上のジオメトリも除去し、影響のある領域にズーム インしなくても、除去されたジオメトリを目視で検出できるようにします。
-flashVersion(-fv) int create
swf 出力の Flash バージョンを指定します。有効な値は、3、4、5 です。このオプションは swf のみです。
-frameRate(-fr) int create
フレーム レートを指定します。このオプションは、svg と swf のみです。
-height(-h) int create
出力イメージの高さを、ピクセル単位で指定します。
-hiddenEdges(-he) create
非表示エッジをレンダーするかどうかを指定します。これは、カメラから見えないエッジです。
-outlinesAtIntersections(-oai) boolean create
2 つのポリゴンがインターセクトするときにエッジを描画するかどうかを指定します。既定ではこのフラグは有効です。
-highlights(-hi) create
ハイライトをレンダーするかどうかを指定します。このオプションは ai、eps、svg には影響しません。このオプションは、SingleColor、AverageColor、AreaGradient 塗り潰しスタイルのみに使用します。
-highlightLevel(-hl) int create
ハイライト レベルを指定します。有効な値は、1 ~ 8 です。この値は、オブジェクトのハイライトをレンダーするために使用する同心円の数を指定します。このオプションは、SingleColor、AverageColor、AreaGradient 塗り潰しスタイルのみに使用します。
-imageFormat(-if) string create
レンダーするイメージ形式を指定します。Windows および Mac プラットフォームで有効な値は、「swf」、「eps」、「ai」、「svg」、「jpg」、「iff」、「sgi」、「tga」、「tif」、「bmp」です。Windows の場合に追加で有効な値は、「als」、「cin」、「gif」、「yuv」、「rla」、「si」です。Mac の場合に追加で有効な値は、「pntg」、「ps」、「png」、「pict」、「qtif」、「qt」です。
-minEdgeAngle(-mea) float create
最小エッジ角度を、度単位で指定します。有効な値は、0.0 ~ 90.0 です。これは、-ed フラグを指定したときにエッジがレンダリングされたかどうかを調べるのに使用される、2 つの隣接ポリゴンのフェース法線間の最小角度です。
-outputFileName(-of) string create
出力ファイル名を指定します。
-pixelAspectRatio(-par) float create
ピクセル アスペクト比を指定します。
-reflections(-rf) create
反射をレンダーするかどうかを指定します。このオプションは ai、eps、svg には影響しません。
-reflectionDepth(-rd) int create
反射深度を指定します。有効な値は、1 ~ 4 です。この値は、適用する反射のレベルを指定します。このオプションは ai、eps、svg には影響しません。
-renderLayers(-rl) create
レンダー レイヤを独立したファイルとしてレンダーするかどうかを指定します。
-layer(-l) name create
指定したレンダー レイヤをレンダーします。レンダー レイヤのレンダリング可能なアトリビュート値にかかわらず、このレンダー レイヤのみをレンダーします。レイヤ名は出力イメージ ファイル名にアペンドされます。指定したレンダー レイヤは、レンダリング前に現在のレンダー レイヤになり、レンダリング後も現在のレンダー レイヤのままです。
-renderView(-rv) create
レンダリング イメージをレンダー ビューに表示するかどうかを指定します。このオプションは、バッチ レンダリング時は適用されません。
-shadows(-sh) create
シャドウをレンダーするかどうかを指定します。このオプションは ai、eps、svg には影響しません。
-showBackFaces(-sb) create
バック フェースをレンダーするかどうかを指定します。これは、法線がカメラから遠ざかる方向に向いているフェースです。
-startFrame(-sf) float create
開始フレームを指定します。
-svgAnimation(-sa) string create
SVG アニメーション タイプを指定します。有効な値は、「Native」、「HTMLScript」です。このオプションは SVG のみです。
-svgCompression(-sc) create
SVG 出力を圧縮するかどうかを指定します。このオプションは SVG のみです。
-width(-w) int create
出力イメージの幅を、ピクセル単位で指定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Create a poly sphere.
polySphere;
// Now vector render the current frame. The output will be a 320x240
// swf vector file using the single color fill option, and have
// "untitled.swf" as its name.
vectorize -imageFormat swf -w 320 -h 240 -fs SingleColor -c persp
          -cf -ff "name.ext" -of "untitled";