ファイナル ギャザーでレンダーする

 
 
 

ファイナル ギャザリングは柔軟性が非常に高く、さまざまな係数をエフェクトに与えることができます。目的の外観を実現するには各種設定を試してみる必要があります。

ヒント:ファイナル ギャザーはビューに依存しており、シーケンスのフレームごとに再計算されます。

カメラの位置、オブジェクトの位置、またはファイナル ギャザー アトリビュートを調整しない場合、ファイナル ギャザーの照明結果を格納して再利用することでレンダリング時間を短縮できます。

ファイナル ギャザーの結果を格納して再利用するを参照してください。

ファイナル ギャザーを使用してレンダーするには

  1. まず、Maya の既定のライトをオフにして(既定のライティングのオン/オフを切り替えるを参照)、シーン内に光源がある場合は、その既定で照射(Illuminates by Default)アトリビュートをオフにします。
  2. レンダリング メニュー セットを選択します。
  3. レンダー設定(Render Settings)ウィンドウを開きます。

    ウィンドウ > レンダリング エディタ > レンダー設定(Window > Rendering Editors > Render Settings)を設定するか、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ アイコンをクリックします。

  4. mental ray を選択します。
  5. 精度(Quality)タブをクリックします。
  6. 精度プリセット(Quality Presets)プルダウン リストからプレビュー: ファイナル ギャザーを選択します。

    機能(Features)タブの Rendering Features (レンダリング機能)セクションにあるファイナル ギャザリング(Final Gathering)が、自動的に有効になります。

  7. 影響を与える可能性のある、次のオプション設定のいずれかを変更します。
    • カメラのバックグラウンド カラー
    • オブジェクトのカラーを適用した白熱またはアンビエント カラー アトリビュート
    • シェーダからの放射照度の割合
    • シェーダからの放射照度のカラー マッピングの割合
    • シーン内のライトの数と場所
  8. 既定の設定を使用してレンダーします。

    既定の設定が目的の外観を実現する(またはレンダリング時間を短縮する)のに十分でない場合は、目的の外観になるまでファイナル ギャザー設定を微調整します。詳細については、ファイナル ギャザリング(Final Gathering)を参照してください。

    ヒント:

    シーンがコースティクス、グローバル イルミネーションまたはファイナル ギャザリングを含んでおり、それらのエフェクトを mental ray IPR で表示させたい場合は、レンダー ビュー(Render View)IPR > IPR レンダー > Current (IPR > IPR Render > Current)を選択してください。

関連項目