ペイント エフェクトのワイヤフレーム モードでは、ストロークがワイヤフレームとして表示されます。ストロークの表示精度を変更すると、ワイヤフレーム表示でのストロークの外観をレンダリング後のストロークの外観にどの程度近づけるかを制御することができます。表示精度は 0~100% の範囲で設定できます。既定値は 100% です。表示精度を下げるほど、Maya の実行速度は上がります。
表示精度を低くした場合に、滑らかさにどのように影響があるかを制御することができます。ワイヤフレーム モードでの表示精度を 100% 未満に設定する(ワイヤフレーム表示を簡略化する)ときは、その方式として、成長の各ステップで新たに作成されるチューブの数を減らすか、チューブのセグメントの数を減らすか、あるいはそれら両方を減らすかを選択することができます。既定では、各ステップでのチューブ数とチューブのセグメント数の両方が減少します。
たとえば、ストロークで木をペイントする場合、各ステップでのチューブ数を減らすとパスに沿った木の数が減少し、チューブのセグメント数を減らすと個々の木が粗くなり、チューブ数とセグメント数の両方を減らすと木の数が減少するとともに個々の木が粗くなります。