スクリプト エディタ(Script Editor)のメニュー

 
 
 

メニュー

ファイル(File)

スクリプトのロード(Load script)

テキスト ファイルの内容をスクリプト エディタ(Script Editor)にロードします。

スクリプトのソース(Source script)

テキスト ファイルの内容を実行します。

MEL でローカルにスコープされたプロシージャを前方に参照することは許可されていません。ローカルにスコープされたプロシージャの定義は、これらを呼び出す前に出現させる必要があります。たとえば、noForwardRef.mel というファイルでは、ローカル プロシージャの参照前にこれらを定義します。

proc myLocalProc() { print "In myLocalProc()¥n" ; } proc anotherLocalProc() { print "In anotherLocalProc()¥n" ; myLocalProc; } global proc noForwardRef() { print "Calling anotherLocalProc()¥n" ; anotherLocalProc; }

スクリプトをソースにした後で変更すると、その変更内容は自動的には取得されません。ファイル > スクリプトのソース(File > Source Script)を使用してスクリプトを再実行する必要があります。

スクリプトの保存(Save script)

選択されたテキストをテキスト ファイルに保存します。

スクリプトをシェルフに保存(Save script to shelf)

現在のシェルフに選択されたテキストを実行するボタンを追加します。

編集(Edit)

編集(Edit)メニューには、標準編集コマンドとその関連するホットキー(元に戻す(Undo)やり直し(Redo)カット(Cut)コピー(Copy)ペースト(Paste)すべてを選択(Select All)および以下のコマンドが含まれています。

指定行に進む(Go to line)

指定された行番号に移動します。

検索して置き換え(Search and replace)

文字列を検索し、検索した文字列を別の文字列と置き換えることができる検索ダイアログを開きます。検索方向を選択し、検索で大文字/小文字を区別するかを選択できます。

選択項目のインデント(Indent Selection)/選択項目のインデント解除(Unindent Selection)

選択したテキストをインデントまたはインデント解除することができます。

ヒストリのクリア(Clear History)

スクリプト エディタ(Script Editor)の上部ペインをクリアします。

入力のクリア(Clear Input)

スクリプト エディタの下部ペインをクリアします。

すべてクリア(Clear All)

スクリプト エディタの上部と下部の両方のペインをクリアします。

ヒストリ(History)

バッチ レンダーのメッセージ(Batch render messages)

スクリプト エディタにバッチ レンダリング メッセージを表示します。

すべてのコマンドのエコー(Echo all commands)

この項目をオンにすると、Maya が実行するすべての MEL コマンドがスクリプト エディタの上部ペインに表示されます。

たとえば、作成 > ポリゴン プリミティブ(Create > Polygon Primitives) > 球(Sphere)を選択すると、Maya が実行する対応する MEL コマンド(polySphere)が上部ペインに出力されます。

エラーの行番号(Line numbers in errors)

エラーがある行番号を表示します。

スタック トレースの表示(Show stack trace)

外部スクリプト ファイル内のエラーとその行番号をリスト表示する別のウィンドウを開きます。これは、外部ファイルのスクリプトをデバッグするのに非常に便利です。

コマンド結果を表示しない(Suppress command results)

オンにすると、スクリプト エディタにコマンドの結果は表示されません。結果メッセージは// 結果:(// Result:)で始まります。

情報メッセージを表示しない(Suppress info messages)

オンにすると、スクリプト エディタに情報メッセージは表示されません。情報メッセージにはさまざまなタイプがありますが、(「//」以外に)設定プリフィックスは付いていません。

警告メッセージを表示しない(Suppress warning messages)

オンにすると、スクリプト エディタに警告メッセージは表示されません。警告メッセージ は//警告:(// Warning:)で始まります。

エラー メッセージを表示しない(Suppress error messages)

オンにすると、スクリプト エディタにエラー メッセージは表示されません。エラー メッ セージは//エラー:(// Error:)で始まります。

注:

スクリプト エディタにメッセージが表示されなくても、ヘルプ ラインには表示されます。

スタック ウィンドウを表示しない(Suppress stack window)

オンにすると、スクリプト エディタにスタック ウィンドウは表示されません。スタックのトレースを有効にした場合、結果は分離したスタック ウィンドウではなく出力ウィンドウに返されます。

スクリプト エディタのメニュー項目は、scriptEditorInfo コマンド(-sr/suppressResults-si/suppressInfo-sw/suppressWarnings-se/suppressErrors-ssw/suppressStackWindow)を介して制御することもできます。

コマンド(Command)

以下のコマンドを使用すると、スクリプト エディタ(Script Editor)の入力エリアで新規タブの作成、タブの削除、タブの名前変更をすることができます。

新規タブ(New Tab)

新規タブを作成します。MEL タブか Python タブかを選択する必要があります。

タブ名の変更(Rename Tab)

現在のタブの名前を変更します。

タブの選択(Select Tab)

前(Previous)および次(Next)コマンドを使用してタブを移動することができます。

タブの削除(Delete Tab)

現在のタブを削除します。

行番号の表示(Show line numbers)

スクリプト エディタに行番号を表示します。

インデントにタブを使用(Use tabs for indent)

このオプションを選択すると、Tab キーをクリックしてインデントを設定するとき、スペースの集まりではなく 1 つのタブが作成されます。

コマンド補完(Command Completion)

コマンド名の入力を自動補完します。ツール ヒント ヘルプの表示(Show Tooltip Help)がオンの場合、入力時にコマンド名が自動的に表示されます。ツール ヒント ヘルプの表示(Show Tooltip Help)がオフの場合は、 + を押して表示します。

オブジェクト パス補完(Object Path Completion)

オブジェクト パス名の入力を自動補完します。ツール ヒント ヘルプの表示(Show Tooltip Help)がオンの場合、入力時にコマンド名が自動的に表示されます。ツール ヒント ヘルプの表示(Show Tooltip Help)がオフの場合は、 + を押して表示します。

ツール ヒント ヘルプの表示(Show Tooltip Help)

入力時に自動補完されたコマンドとオブジェクト パスが表示されます。

クイック ヘルプの表示(Show Quick Help)

クイック ヘルプ(Quick Help)パネルを表示します。コマンドを検索でき、パネルにそのコマンドのすべての有効なフラグが表示されます。

実行(Execute)

スクリプト エディタの下部ペインで MEL スクリプトを実行します。テンキーの Enter を押すこともできます。

コマンドのハイライト

スクリプト エディタ(Script Editor)の MEL と Python のタブにそれぞれのコマンドを入力すると、ハイライト表示されます。

保存された MEL スクリプト

MEL スクリプトは、Maya が終了すると自動的に保存され、Maya が再起動されるとスクリプト エディタ(Script Editor)に復元されます。

Maya が予期せずシャット ダウンしたときに、バックアップ シーン ファイルを書き出せる場合は各タブの現在の内容をテキスト ファイルに書き出し、シーン ファイルと同じディレクトリに保存します。このファイル名は、バックアップ シーン ファイルの名前に接尾辞 -ScriptEditor- を付けたものになります。

その他の注意事項

Python が標準入力を介した入力を要求する場合(たとえば、Python の raw_input コマンド)、入力内容を入力できるダイアログ ボックスが表示されます。