基本的なアセット
もっとも一般的に使用されるアセットは、トランスフォーム ノードを含むアセットです。トランスフォーム ノードを含むアセットは、まとめて操作するオブジェクトの集まり(たとえば、シーン内で単一のプロパティを構成するジオメトリの複数の部分)に最も適しています。
トランスフォーム付アセットを作成するには
- アセットに含めるノードを選択します。
- アセット > トランスフォーム付アセットの作成(Assets > Create Asset with Transform) > を選択します。
ウィンドウが表示されます。
- をに設定します。
- の該当するオプションをオンにして、アセットに含める接続されたノードを設定します。
- をクリックします。
選択したノードとその子を収めたアセット ノードが作成されます。
トランスフォーム ノードを含まないアセットを作成することもできます。トランスフォームを含まないアセットは、DAG 階層と連携する必要がないノードに適しています(ライティング、シェーディングなど)。
DAG 階層と連携させる場合は高度なアセットを詳細に設定する必要がありますが、これはノードを階層に挿入しないアセットを作成する場合、またはカプセル化されたノードのペアレント化を詳細にコントロールする場合に便利です。
ウィンドウを使用すると、選択したノードに接続または関連するノードもアセットに含めるかどうかをカスタマイズできます。
トランスフォーム ノードを含まないアセットを作成するには
- アセットに含めるノードを選択します。
- アセット > 高度なアセット > 作成(Assets > Advanced Assets > Create) > を選択します。
ウィンドウが表示されます。
- をに設定します。
- アセットに名前をつけます。
- の該当するオプションをオンにして、アセットに含める接続されたノードを設定します。
注:
オプションは、選択したノードに直接接続されるノード、ならびに間接的に接続されるノードを入れます(ノードが直接接続されるノードに接続する場合など)。
- を選択して、選択したオブジェクトをアセットの選択トランスフォームとして自動的にパブリッシュします。を選択して、選択トランスフォーム ノードの基本アトリビュート(移動、回転、スケール)をアセットに自動的にパブリッシュします。
- をクリックします。
選択したオブジェクトと指定した関連ノードを収めたアセット ノードが作成されます。
ノードのサブセットを含める
基本的なアセットと高度なアセットのどちらでも、で含めるよう指定したノードのサブセットをアセットに含めたい場合があります。アセットを作成してから不要なノードを手動で除去することも可能ですが、オプションを使用して、アセットを作成する前に選択項目をカスタマイズできます。
接続されるノードまたは関連するノードのサブセットを含むアセットを作成するには
- ウィンドウのオプションを使用して、接続されるノードと関連ノードのセットを選択します(この方法については、アセットの内容をプレビューするを参照)。
すべての接続済みノードまたは関連ノードが必要な場合でも、これらのオプションはノード選択に非常に便利です。
- 選択項目をアセットに含めるノードのみに変更します。
- アセット > 高度なアセット > 作成(Assets > Advanced Assets > Create) > を選択します。
ウィンドウが表示されます。
- をに設定します。
- とをオフにします。
現在選択されているノードだけをカプセル化するアセットが作成されます。
注:
トランスフォーム付アセットにこのテクニックを使用することもできますが、そのようなアセットには選択したノードの子は自動的に配置されるため、それほど役立ちません。