ネームスペース エディタ(Namespace Editor)または MEL コマンドを使用してネームスペースを編集できます。これらの操作には、現在のネームスペースの設定、現在のネームスペースに相対的にネームスペースを参照できるようにする相対ネームスペース(Relative Namespaces)の有効化などがあります。
ネームスペース エディタ(Namespace Editor)を使って現在のネームスペースを設定します。
MEL コマンドを使用して現在のネームスペースを設定するには
現在のネームスペースに関連付けて、ネームスペースを参照することができます。これによって、アウトライナ(Outliner)の表示が簡潔になり、またネームスペースを必ず含める必要がないので、MEL コマンドを簡略化することができます。
たとえば、cube_space という名のネームスペースに立方体があり、現在のネームスペースを cube_space に設定した場合、setAttr cube_space:pCube1.translateX ではなくコマンド setAttr pCube1.translateX を使用することができます。
ネームスペース エディタか相対ネームスペース(Relative Namespaces)モードをオンにする MEL コマンドのいずれかを使用できます。
ネームスペース エディタを使用して相対ネームスペースモードをオンにします。
MEL コマンドを使用して特定のネームスペースに相対的にネームスペースを表示するには
namespace -set "cube_space"
namespace -rel on
アウトライナ(Outliner)で、すべてのネームスペースが手順 1 で設定したネームスペースに関連付けられて表示されます。ノードがそのネームスペース内にない場合、ネームスペースの前に「:」が付きます。