エクスプレッション エディタ(Expression Editor)

 
 
 

構成

ヒント:Windows 環境の場合は、エクスプレッション エディタ(Expression Editor)のテキストのフォント サイズを変更することができます。
  • エクスプレッション(Expression)テキスト領域を選択し、 キーを押したままマウス ホイールを使用してスクロールします。

スクロールすると、テキストが大きくなったり、小さくなったりします。

メニュー

フィルタの選択(Select Filter)

このメニューの項目を使用して、編集するエクスプレッションの選択方法を決めます。シーン内のすべてのエクスプレッション(名前順)、オブジェクトとそのアトリビュート、シーン内のすべてのスクリプト ノードを表示することができます。

オブジェクト フィルタ(Object Filter)

フィルタの選択(Select Filter)メニューでオブジェクト/アトリビュート名(By Object/Attribute Name)を選択した場合、このメニューで選択項目(Selection)の下のオブジェクト リストにどのオブジェクト タイプを表示するかを決めます。

アトリビュート フィルタ(Attribute Filter)

フィルタの選択(Select Filter)メニューでオブジェクト/アトリビュート名(By Object/Attribute Name)を選択した場合、すべてのアトリビュートを表示するか、またはエクスプレッションで使用されるアトリビュートのみを表示するかを選択することができます。

挿入関数(Insert Functions)

このメニューの項目を使用して、エクスプレッション編集フィールドに便利な MEL 関数の名前を挿入することができます。

エクスプレッションの作成(Creating Expression)

新しいエクスプレッションを作成するには、エクスプレッション名(Expression Name)フィールドにエクスプレッション名を入力し新規エクスプレッション(New Expression)をクリックします。

選択項目(Selection)リスト

エクスプレッション エディタ(Expression Editor)には、既定で選択項目(Selection)リストが表示されます。選択項目リストには、オブジェクトとアトリビュートの一覧、または作成済みのエクスプレッションの一覧が表示されます。

オブジェクトとアトリビュートの一覧を表示するには、フィルタの選択 > オブジェクト/アトリビュート名(Select Filter > By Object/Attribute Name)を選択します。これが既定の表示形式です。

シーン内で作成したエクスプレッションの一覧を表示するには、フィルタの選択 > エクスプレッション名(Select Filter > By Expression Name)を選択します。

パーティクルのシェイプ ノードの場合は、アトリビュート リストからアトリビュートを選択する必要はありません。パーティクルのシェイプ ノード 1 つにつき、作成(Creation)エクスプレッションを 1 つと、ランタイム(Runtime)エクスプレッションを 2 つ(ダイナミクスの計算の前と後)しか作成できません。すべてのアトリビュートに同じエクスプレッションが表示されます。

新しいエクスプレッションを作成する場合は、リストのオブジェクトをクリックし、エクスプレッションを適用する既定のオブジェクトを選択します。

エクスプレッション エディタ(Expression Editor)内で既定のオブジェクトを選択する場合は、アトリビュートのロング ネームの一部であるオブジェクト名とピリオド(.)を省略することができます。

エクスプレッション(Expressions)リスト

エクスプレッション リストには、シーン内で作成されたすべてのエクスプレッションが表示されます。編集するエクスプレッションを検索するには、このリストからエクスプレッションを選択し、その内容を表示します。

選択項目 リストを非表示にする

ウィンドウの表示を見やすくするため、選択項目(Selection)リストを非表示にすることができます。これには、選択項目(Selection)の横にある三角形のアイコン(前出の図を参照)をクリックします。

選択項目(Selection)リストのアトリビュートをフィルタリングする

選択したオブジェクトに、エクスプレッションによって制御される複数のアトリビュートがあるが、どのアトリビュートがそうであるかわからない場合には、フィルタを指定して、エクスプレッションによって制御されるアトリビュートのみを表示することができます。

アトリビュート(Attributes)リストからアトリビュートをフィルタリングするには

  1. アトリビュートを含むオブジェクトを選択します。
  2. フィルタの選択 > オブジェクト/アトリビュート名(Select Filter > By Object/Attribute Name)を選択します。
  3. オブジェクト フィルタ > 選択したオブジェクト(Object Filter > Selected Objects)を選択します。
  4. アトリビュート フィルタ > エクスプレッションに接続済み(Attribute Filter > Connected to Expressions)を選択します。

    オブジェクトのすべてのアトリビュートのうち、エクスプレッションに制御されるアトリビュートのみがアトリビュート リストに表示されます。

    エクスプレッションで制御できるすべてのアトリビュートを再び表示するには、アトリビュート フィルタ > すべて(Attribute Filter > All)を選択します。