現在選択されている流体オブジェクトの流体エフェクト キャッシュを新規に作成します。
複数の流体オブジェクトが選択されている場合、選択されている流体オブジェクトごとに流体キャッシュが作成されるか、選択されているすべてのオブジェクトに 1 つ(フレームごとに 1 ファイル(One File per Frame)、1 ファイル(One File))のキャッシュが作成されます。流体 nCaching は、nCloth キャッシングと同様に動作します。詳細については、nCloth キャッシュを作成または読み込むを参照してください。
流体 nCache > 新規キャッシュの作成(Fluid nCache > Create New Cache) >
流体キャッシュの作成オプション(Create Fluid Cache Options)ウィンドウを開きます。このウィンドウで作成するキャッシュの名前、タイプ、およびディスクの位置を指定できます。
以下のファイル配分(File Distribution)オプションのいずれかを選択します。
オンにすると、選択したオブジェクトごとに 1 つの nCache ファイル( 1 ファイル(One File)がオンの場合)またはフレーム単位で 1 つの nCache ファイル(フレームごとに 1 ファイル(One File Per Frame)がオンの場合)が、指定したキャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)の間、作成されます。
オフにすると、選択したすべてのオブジェクトに対して 1 つの nCache ファイル( 1 ファイル(One File)がオンの場合)またはフレーム単位で 1 つの nCache ファイル(フレームごとに 1 ファイル(One File Per Frame)がオンの場合)が、指定したキャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)の間、作成されます。
このオプションは、複数のオブジェクトが選択されている場合だけ使用可能です。
複数の流体オブジェクトをシーンに設定している場合は、オブジェクトごとに 1 ファイル(One file per object)は既定でオンになっています。
流体キャッシュの作成時、流体エフェクトのシミュレーションのサンプルがフレームごとに 1 つ採取され、既定でキャッシュに保存されます。
評価(# フレームごと) (Evaluate every frame(s))は、流体キャッシュの作成中にサンプルを採取する頻度を指定します。たとえばこの値が 2 の場合、キャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)の間、現在選択されている流体エフェクトのシミュレーションが 1 フレームおきにキャッシュされます。
保存(# 評価ごと) (Save every evaluation(s))は、流体キャッシュの作成中に保存するサンプルを指定します。たとえばこの値が 2 の場合、評価(# フレームごと) (Evaluate every frame(s))オプションで指定された 1 つおきのサンプルだけが流体キャッシュに保存されます。