大気(Air)フィールドを作成します。詳細については、大気フィールドを使用するを参照してください。
大気(Air)フィールドを作成するときにオプションを設定します。
大気フィールドの定義済みの設定(Air Field Predefined Settings)
大気フィールドのアトリビュートを、移動するオブジェクトにより乱され、オブジェクトに引っ張られるような風の動きに近似した既定の設定に設定します。大気フィールドが移動しない限り、航跡の既定の設定はオブジェクトに作用しません。
大気フィールドまたはそれを含むオブジェクトの動きをアニメートしたり、移動するオブジェクトに対して大気フィールドをペアレント化することができます(例: 移動するオブジェクトから大気の航跡を作成するを参照)。静止した大気フィールドで航跡のエフェクトを作成する場合は、スピードを 0 よりも大きい値に設定します。
フィールドと作用を受けるオブジェクトとの間の距離が大きくなるに従って、フィールドの強さがどれだけ減少するかを設定します。変化率は距離に対して指数的に変わります。減衰(Attenuation)は指数です。減衰(Attenuation)を 0 に設定すると、フィールドとオブジェクトとの距離が変わってもフィールドの力は一定です。負の値は無効です。
大気フィールドの強さは、フィールドからのオブジェクトの距離が最大距離(Max Distance)の値に達すると一気にゼロになります。ワークスペース マニピュレータを使ってフィールド アトリビュートを設定するでは、減衰(Attenuation)が距離に従ってフィールドの強さに与える影響をグラフィカルに説明します。
コンポーネントのみがオフの場合、大気フィールドは、オブジェクトの速度を大気フィールドの速度に一致させるために必要なあらゆる力を適用します。
コンポーネントのみがオンの場合、大気フィールドは、方向、スピード、および速度の継承アトリビュートの組み合わせで指定された方向にだけ力を適用します。また、この方向に沿ってオブジェクトを減速するために適用される力はありません。力はスピードを上げるためにのみ適用されます。
大気フィールドよりも遅いオブジェクトだけが影響を受けます。大気フィールドよりも速いオブジェクトは、そのスピードで移動し続けます。
航跡ボタンをオンにすると、コンポーネントのみはオンになります。このオプションは、速度の継承に 0 以外の値を設定した場合にのみ効果があります。
スプレッド(Spread)角度を使用するかどうかを指定します。スプレッドの有効化をオンにすると、スプレッドの設定で指定された領域内で接続されているオブジェクトだけが大気フィールドの影響を受けます。モーションは、外に向かってメガホンのように放射状に広がります。スプレッドの有効化がオフの場合、最大距離(Max Distance)の範囲内で接続されているすべてのオブジェクトが大気フィールドの影響を受けます。この場合、モーションの方向は単一です。
スプレッドの有効化がオンに設定されているときに、マグニチュード(Magnitude)アトリビュートを負の値に設定すると、パーティクルはフィールドの中心に引き付けられます。パーティクルが「巻き込まれる」ようなエフェクトを作成するときにこの機能を使用できます。
最大距離の使用(Use Max Distance)にチェックが入っている場合に使用できます。
フォースの作用にフィールドを使用した場合、フォースの作用後に、このフォースを受けるオブジェクトがなかなか安定しない可能性があります。このカーブを使用して、フォースを調整します。たとえば、最大距離(Max Distance)値が定義した境界でスムーズにゼロへ減衰するように、フィールドのフォースをスケールします。
このカーブは、正規化した距離内で定義されます。すなわち、0 ~ 1 で、0 はフィールドのセンターに、1 は最大距離(Max Distance)の値に対応します。カーブの値は、フォースに適用されるスケーリング ファクタです。