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ラップ インフルエンス オブジェクトのポイントのインフルエンス領域を指定します。最大距離(Max Distance)を使用してインフルエンス領域を制限すると、変形を実行するのに必要なメモリ量を手動で抑えることができます。必要なメモリ量を減らすほど、デフォーマのパフォーマンスが向上します。特に高解像度のラップ インフルエンス オブジェクトを使用するときは、最大距離(Max Distance)アトリビュートを調整するのが非常に効果的です。
最大距離の値は、ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス > 設定 > 作業単位(Window > Settings/Preferences > Preferences > Settings > Working Units)を選択し、Maya の作業単位(Working Units) (既定はセンチメートル)で指定します。最大距離(Max Distance)の既定値は 1 です。既定値では、インフルエンス領域は各ポイントから 1 単位以内の距離に限定され、必要なメモリ量を抑えることができます。最大距離(Max Distance)をゼロに設定すると、インフルエンス領域は無限になります。この設定では、メモリの使用量が最大になります。
自動ウェイトしきい値(Auto Weight Threshold)の値を使用すると、最適な開始ウェイトを取得できます。この値を使用した変形を修正したい場合は、自動ウェイトしきい値(Auto Weight Threshold)をオフにして、ウェイトしきい値(Weight Threshold)を手動で調整することができます。最適な値を見つけるには、最初に自動ウェイトしきい値(Auto Weight Threshold)を使用してアトリビュート エディタ(Attribute Editor)に値を表示し、次に目的の変形が得られるまでその値を徐々に減らしていきます。