オブジェクトとライト セットをリンクする

 
 
 

ライト リンクについては、ライト リンクを参照してください。

ライト リンク(Light Linking)オプションを選択すると、ライト中心(Light-Centric)モードまたはオブジェクト中心(Object-Centric)モードでリレーションシップ エディタ(Relationship Editor)が開きます。セットとリレーションシップ エディタの使用法の詳細については、リレーションシップ エディタ(Relationship Editor) (『Maya の基本』マニュアル)を参照してください。

注:

ライト リンクの手法としては、オブジェクトとライトを 1 対 1 でリンクする方がよいでしょう(詳細については、ライティング/シェーディング > ライトリンクの作成(Lighting/shading > Make Light Links)を参照してください)。

ライト セットを作成するには

  1. リレーションシップ エディタ内で、ライト中心のライト リンク(Light Centric Light Linking)を選択します。
  2. 左側のカラム(光源(Light Sources))で、新しいセットに入れるライトを選択し、編集 > ハイライトしたライトからライト セットを作成(Edit > Create Light Set from Highlighted Lights)を選択します。

    新しいライト セットがライトリストの一番下に追加されます。

オブジェクト セットを作成するには

  1. リレーションシップ エディタ内で、オブジェクト中心のライト リンク(Object Centric Light Linking)を選択します。
  2. 左側のカラム(照らされたオブジェクト(Illuminated Objects))で新しいセットに入れたいオブジェクトを選択し、編集 > ハイライトしたオブジェクトからオブジェクト セットを作成(Edit > Create Object Set from Highlighted Objects)を選択します。

    新しいオブジェクト セットがオブジェクト リストの一番下に追加されます。

セットにオブジェクトやライトを追加または除去するには

  1. リレーションシップ エディタのプルダウン メニューからセットの編集(Set editing)を選択します。
  2. 左側のカラム(セット(Sets))で、セットを選択します。

    セット内にあるオブジェクト(またはライト)が右側のウィンドウで強調表示されます。

  3. 右側のカラム(オブジェクト(Objects))で、セットに追加するオブジェクト(またはライト)を選択し、セットから除去するオブジェクト(またはライト)の選択を解除します。

コマンド ラインからライトとサーフェスをリンクする

Maya のコマンド ラインに、次のように入力します。

lightlink -light <lightName> -object <surfaceName>

たとえば、spotLight1 と nurbsSphere1 をリンクさせるには、次のように入力します。

lightlink -light spotLight1 -object nurbsSphere1

lightlink コマンドの詳細については、MEL のオンライン マニュアルを参照してください。

警告:

Maya のプロンプト モードまたはバッチ モードでは、複数の lightlinker ノードから得られたデータを 1 つに融合するための、通常のクリーンアップ プロセスは行われません。この結果、シーンを読み込んだり、参照したりしたときに、複数の lightlinker ノードが作成されることがあります。この動作を防ぐには、シーン データの読み込みや参照をインタラクティブなセッションで行います。プロンプト モードまたはバッチ モードを使用しなければならない場合は、まず、"lightlink -q" コマンドを起動して、最初に融合ルーチンを含むモジュールを強制的にロードする必要があります。

関連項目