ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

keyingGroup( objects , [activator=string], [addElement=name], [afterFilters=boolean], [category=string], [clear=name], [color=int], [copy=name], [edges=boolean], [editPoints=boolean], [empty=boolean], [excludeDynamic=boolean], [excludeRotate=boolean], [excludeScale=boolean], [excludeTranslate=boolean], [excludeVisibility=boolean], [facets=boolean], [flatten=name], [forceElement=name], [include=name], [intersection=name], [isIntersecting=name], [isMember=name], [layer=boolean], [minimizeRotation=boolean], [name=string], [noSurfaceShader=boolean], [noWarnings=boolean], [nodesOnly=boolean], [remove=name], [removeActivator=string], [renderable=boolean], [setActiveFilter=string], [size=boolean], [split=name], [subtract=name], [text=string], [union=name], [vertices=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

keyingGroup は、取り消し可能、照会可能、および 編集可能 です。

このコマンドは、キー設定グループのメンバーシップを管理するために使用されます。キー設定グループを使用すると、関連するキーフレーム データを効率的に管理し、キー設定グループのアトリビュートのキーを 1 つのエンティティとして設定したり編集したりできます。

戻り値

string作成操作(作成または編集されたキー設定グループの名前)
string[]照会操作(キー設定グループ内の項目名)
booleanisMember 操作

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

sets

フラグ

activator, addElement, afterFilters, category, clear, color, copy, edges, editPoints, empty, excludeDynamic, excludeRotate, excludeScale, excludeTranslate, excludeVisibility, facets, flatten, forceElement, include, intersection, isIntersecting, isMember, layer, minimizeRotation, name, noSurfaceShader, noWarnings, nodesOnly, remove, removeActivator, renderable, setActiveFilter, size, split, subtract, text, union, vertices
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
name(n) string create
新しいセットの名前として文字列を割り当てます。このフラグは、新しいセットを作成する操作のみに有効です。
text(t) string createqueryedit
セットとともに格納する注釈文字列を定義します。
empty(em) boolean create
作成されるセットが空でなければならないことを示します。つまり、セットに追加するオブジェクトを識別する引数はいずれも無視されます。このフラグは、新しいセットを作成する操作のみに有効です。
color(co) int createqueryedit
セットのハイライト カラーを定義します。値は [-1, 7] の範囲の値(いずれかのユーザ定義カラー)である必要があります。-1 は、カラーが未定義で、影響がないことを示します。頂点セットの頂点だけがこのカラーで表示されます。
layer(l) boolean create
廃止されました。使用しないでください。
vertices(v) boolean createquery
新しいセットに頂点だけを含めることができることを示します。このフラグは、作成モードまたは照会モードのみに使用します。既定値は false です。
edges(eg) boolean createquery
新しいセットにエッジだけを含めることができることを示します。このフラグは、作成モードまたは照会モードのみに使用します。既定値は false です。
facets(fc) boolean createquery
新しいセットにファセットだけを含めることができることを示します。このフラグは、作成モードまたは照会モードのみに使用します。既定値は false です。
editPoints(ep) boolean createquery
新しいセットにエディットポイントだけを含めることができることを示します。このフラグは、作成モードまたは照会モードのみに使用します。既定値は false です。
renderable(r) boolean createquery
このフラグは、特殊なタイプのセットを作成することを示します。このタイプのセット(objectSet とはまったく異なる shadingEngine)には、ライトやジオメトリなどのレンダリング可能な要素だけを含めることができるという、メンバー関係に関する特定の制約があります。作成時に、これらのセットはシェーディング グループとして参照され、「renderPartition」ノードに自動的に接続されます(セットのメンバーとパーティションのその他のセットとの相互排他性を確保するため)。このフラグは、作成モードまたは照会モードのみに使用します。既定値は false で、通常のセットを作成することを意味します。
noSurfaceShader(nss) boolean create
セットがレンダリング可能な場合、 セットを既定のサーフェス シェーダ マテリアルに接続しません。レンダリング不可能なセットの場合は、フラグに意味または効果はありません。このフラグは作成モードのみに使用します。既定値は false です。
copy(cp) name create
指定したセットのメンバーを新しいセットにコピーします。このフラグは作成モードのみに使用します。
size(s) boolean query
size フラグはセットの長さを照会する場合に使用します。
subtract(sub) name create
2 つのセットを比較して、2 番目のセットにはない 1 番目のセットのメンバーを返します。
union(un) name create
リストされたセットすべてのリストを返します。
intersection(int) name create
リストのセットすべてのメンバーである項目のリストを返します。
clear(cl) name edit
指定したセットからすべての項目を除去してセットを空にします。
flatten(fl) name edit
指定したセットの構造を平らにします。つまり、指定したセットに含まれているすべてのセットをセットのメンバーで置き換えて、 セットにその他のセットではなくその他のセットのメンバーが含まれるようにします。
nodesOnly(no) boolean query
このフラグは、-q/query フラグと一緒に使用できますが、 照会可能な別のフラグと一緒に使用した場合は無視されます。このフラグは、セットのメンバー関係の照会結果を修正して、ノードのアトリビュート(sphere1.tx など)またはコンポーネントがセットに含まれているときにノードだけがリストされるようにします。セットにノードのアトリビュートまたはコンポーネントが複数存在する場合、 各ノードは一度だけリストされます。
isIntersecting(ii) name create
リスト内の各セットが共通のメンバーを持っているかどうかをテストします。
isMember(im) name create
指定した項目すべてが指定したセットのメンバーであるかどうかをテストします。
split(sp) name create
項目リストを持つ新しいセットを作成し、 指定したセットから項目リスト内の各項目を除去します。
noWarnings(nw) boolean create
セットに無効な項目を追加しようとするときなどに、 警告メッセージを報告しないことを示します(UI で使用)。
addElement(add) name edit
指定したセットに項目のリストを追加します。一部の項目が編集対象のセットと同じパーティション内の別のセットにあるために それらの項目をセットに追加できない場合、コマンドは失敗します。
include(include) name edit
指定したセットに項目のリストを追加します。セットに追加できない項目がある場合は、警告が発せられます。これは、-add/addElement 操作よりも厳密性に欠けます。
remove(rm) name edit
指定したセットの項目リストを除去します。
forceElement(fe) name edit
編集モードのみで使用してください。項目を強制的にセットに追加します。指定したセットと同じパーティション内の別のセットにその項目がある場合、 メンバー関係の観点からパーティション内の各セットの相互排他性を保つために、 その項目は別のセットから除去されます。
afterFilters(af) boolean edit
既定の状態は false です。このフラグは編集モードのみに有効です。このフラグは、スカルプト、ラティス、ブレンドシェイプなどのデフォーマが適用されるセットに対して使用します。既定の編集モードでは、デフォーマが適用されるグループのメンバー関係が編集されます。グループを編集するがデフォーマのメンバー関係を変更しない場合は、このフラグを true に設定します。
excludeTranslate(et) boolean create
キー設定グループを作成するときに、Transform-type ノードから移動 Translate アトリビュートを除外します。たとえば、キー設定グループにジョイントだけが含まれている場合に、そのキー設定グループに回転だけを含めたいことがあります。
excludeRotate(er) boolean create
キー設定グループを作成するときに、Transform-type ノードから Rotate アトリビュートを除外します。
excludeScale(es) boolean create
キー設定グループを作成するときに、Transform-type ノードから Scale アトリビュートを除外します。
excludeVisibility(ev) boolean create
キー設定グループを作成するときに、Transform-type ノードから Visibility アトリビュートを除外します。
excludeDynamic(ed) boolean create
キー設定グループを作成するときに、Dynamic アトリビュートを除外します。
activator(act) string queryedit
選択したノードを、指定したキー設定グループのアクティベータとして設定します。照会モードでは、指定したキー設定グループをアクティブ化するオブジェクトのリストを返します。
removeActivator(rac) string edit
選択したノードを、指定したキー設定グループのアクティベータとして除去します。
setActiveFilter(fil) string createqueryedit
グローバルなアクティブ キー設定グループ フィルタを設定し、キー設定グループのアクティブ化に影響を与えます。フィルタに合致するカテゴリを持つキー設定グループのみがアクティブ化されます。setActiveFilter が「NoKeyingGroups」に設定されている場合、キー設定グループはまったくアクティブ化されません。setActiveFilter が「AllKeyingGroups」に設定されている場合、合致したカテゴリを持つキー設定グループではなく、すべてのキー設定グループがアクティブ化されます。
category(cat) string createqueryedit
キー設定グループのカテゴリを設定します。これは、グローバルなアクティブ キー設定グループ フィルタに合致させるために使用します。
minimizeRotation(mr) boolean createqueryedit
このフラグは、直接の keyingGroup に含まれているアトリビュートにのみ影響します。サブ keyingGroup のアトリビュートには影響しません。これらのアトリビュートは、それぞれの keyingGroup で minimizeRotation を設定する必要があります。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

import maya.cmds as cmds
cmds.file(f=1, new=1)
# Create a keying group with keyable attrs of the currently selected
# object
#
cmds.polySphere(n='sphere1')
sphereKG = cmds.keyingGroup(n='sphereKG')
# Query the members: should return sphere1's visiblity and TRS
members = cmds.keyingGroup(sphereKG, q=True)
# Create a keying group which contains another keying group
parentKG = cmds.keyingGroup(sphereKG, n='parentKG')
# keying the parent KG should automatically key the sub KGs as well
cmds.select(parentKG)
cmds.setKeyframe(time=1)
# Add 2 other spheres to the sphereKG
cmds.polySphere(n='sphere2');
cmds.polySphere(n='sphere3');
cmds.keyingGroup('sphere2', 'sphere3', e=True, add=sphereKG)
# Make another object the activator for the sphereKG. So if
# this object is keyed, the sphereKG will be keyed
# Note: the activator itself does not have to be part of the
# keying group. If it is not part of the keyingGroup, it
# will not be keyed. So only the spheres will be keyed below.
# If the cube is to be keyed as well, execute:
# cmds.keyingGroup('cube1',e=True, add=sphereKG)
cmds.polyCube(n='cube1')
cmds.keyingGroup('cube1',e=True,activator=sphereKG)
cmds.select('cube1')
cmds.setKeyframe(t=10)