ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

exportEdits [-editCommand string] [-excludeHierarchy] [-excludeNode string] [-exportSelected] [-force] [-includeAnimation] [-includeConstraints] [-includeDeformers] [-includeNetwork] [-includeNode string] [-includeSetAttrs boolean] [-includeSetDrivenKeys] [-includeShaders] [-onReferenceNode string] [-selected] [-type string]

exportEdits は、取り消し不可能、照会可能、および 編集不可能 です。

このコマンドは、シーンに行われた編集を独立したファイルとして書き出します。書き出されたファイルは、後で別のシーンに読み込みできます。書き出される編集には次のものが含まれます: ノード、接続、リファレンスの値の変更などの編集。書き出されたファイルに含まれるノードは、使用オプションに基づきます。書き出されるファイルに、ターゲット ノードのセットを記述するオプション フラグが最低 1 つは含まれるよう指定する必要があります(例: 「selected」、「onReferenceNode」)。算入フラグ(「includeAnimation」、「includeShaders」、「includeNetwork」)を使用して、書き出しリストに追加される関連ノードを指定します。書き出しモードでコマンドが正常に完了した場合、書き出されたファイルの名前を返します。照会モードでは、書き出しファイルの内容に関する情報を返します。照会モードではファイルは書き出されません。現在の照会モードでは、指定されたオプションの組み合わせに基づいて、書き出すファイルに含めるノードのリストを返します。

戻り値

string[]照会実行用。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

reference, export, node, import

関連

file, referenceEdit, referenceQuery

フラグ

editCommand, excludeHierarchy, excludeNode, exportSelected, force, includeAnimation, includeConstraints, includeDeformers, includeNetwork, includeNode, includeSetAttrs, includeSetDrivenKeys, includeShaders, onReferenceNode, selected, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-force(-f) createquery
書き出しアクションを強制的に実行させます。このフラグは既存ファイルの上書きに必要です。
-selected(-sel) createquery
現在選択されているノードのリストを書き出します。このフラグは、選択したノードが書き出されない exportSelected フラグとは異なり、編集されたノード、include フラグを使用して検索されたノード(例: includeAnimation、includeNetwork など)のみが書き出されます。
-exportSelected(-exs) createquery
選択したノードとその相互接続が書き出されます。また、書き出されないノードに付随する接続も書き出されます。選択したすべての既定のノード(Maya の起動時に作成される内部ノード)がスキップされます。exportSelected フラグの使用時は、選択されたノードのみが書き出され、-includeHierarchy のような -include/-exclude フラグは無視されることに注意してください。
-includeAnimation(-ian) createquery
書き出されるターゲット ノードに関連するアニメーション ノードとアニメーション ヘルパ ノードを含みます。
-includeNetwork(-inw) createquery
書き出されるターゲット ノードに接続されたノードのネットワークを含みます。
-includeShaders(-ish) createquery
書き出されるターゲット ノードに関連するシェーダを含みます。
-includeSetDrivenKeys(-sdk) createquery
さらに、書き出されるターゲット ノードに関連する setDrivenKey 関連のノードを含みます。
-includeConstraints(-ic) createquery
さらに、書き出されるターゲット ノードに関連するコンストレイント関連のノードを含みます。
-excludeHierarchy(-ehr) createquery
既定では、書き出しを行うと、すべての DAG の親と階層が書き出しファイルに渡されます。ターゲット ノードに接続されていない DAG リレーションを出力しないようにするには、-excludeHierarchy フラグを指定します。
-includeDeformers(-idf) createquery
さらに、書き出されるターゲットノードに関連するデフォーマのネットワークを含みます。
-includeNode(-in) string createquerymultiuse
さらに、書き出されるノードのリストに指定したノードを含みます。同一名の Maya ノードが複数ある場合は、一意のノードへの DAG パスを指定することができます。
-excludeNode(-en) string createquerymultiuse
書き出されるノードのリストにノードが含まれないようにします。 このフラグは、書き出される可能性のある特定のシーンノードを 除外するのに便利です。同一名の Maya ノードが複数ある場合は、一意のノードへの DAG パスを指定することができます。
-type(-typ) string createquery
書き出すファイルのタイプを設定します。有効な値は「editMA」または「editMB」です。このコマンドは、file コマンドの defaultExtensions オプションで制御されるファイル命名用のグローバルな「defaultExtensions」設定を優先するのでご注意ください。詳細については、file コマンドを参照してください。
-includeSetAttrs(-isa) boolean createquery
-selected/-sel フラグ使用時に選択したノードのいずれかが参照される場合、そのノードにある任意の setAttr 編集を含めるか、除外します。-onReferenceNode/-orn フラグと一緒に使用する場合は、リファレンスにある任意の setAttr 編集を含めるか、除外します。
-editCommand(-ec) string createquerymultiuse
コマンドが考慮するべくリファレンスの編集のタイプを示すための二次フラグです。このフラグが指定されない場合、すべてのタイプの編集が含まれます。このフラグには文字列パラメータが必要です。有効な値は、「addAttr」、「connectAttr」、「deleteAttr」、「disconnectAttr」、「parent」、「setAttr」です。状況によっては、このフラグを複数回指定して、複数の編集タイプを考慮するように指定できます。
-onReferenceNode(-orn) string createquerymultiuse
指定したリファレンス ノードに格納された編集のみを考慮することを示すための二次フラグです。このフラグは、「exportEdits」コマンドによる指定時のみ複数使用が可能です。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Query nodes to be exported, target is selected nodes, include related shaders
exportEdits -query -selected -includeShaders;
// Exported selected nodes and related animation nodes to file
exportEdits -selected -includeShaders -type "editMA" "myExportFile.editMA"
// Result: C:/Documents and Settings/user/My Documents/maya/projects/default/scenes/myExportFile.editMA