ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

character [-addElement name] [-addOffsetObject string] [-characterPlug] [-clear name] [-empty] [-excludeDynamic] [-excludeRotate] [-excludeScale] [-excludeTranslate] [-excludeVisibility] [-flatten name] [-forceElement name] [-include name] [-intersection name] [-isIntersecting name] [-isMember name] [-library] [-memberIndex uint] [-name string] [-noWarnings] [-nodesOnly] [-offsetNode] [-remove name] [-removeOffsetObject string] [-root string] [-scheduler] [-split name] [-subtract name] [-text string] [-union name] [-userAlias name] objects

character は、取り消し可能、照会可能、および 編集可能 です。

このコマンドは、キャラクタのメンバーシップを管理するために使用されます。キャラクタは、単一のエンティティとしてアニメートしたいノードのアトリビュートを集めた、セットのタイプです。

戻り値

string作成操作(作成または編集されたキャラクタの名前)
string[]照会操作(キャラクタ内の項目名)
booleanisMember 操作

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

bakeClip, characterMap, clip, clipEditor, clipSchedule

フラグ

addElement, addOffsetObject, characterPlug, clear, empty, excludeDynamic, excludeRotate, excludeScale, excludeTranslate, excludeVisibility, flatten, forceElement, include, intersection, isIntersecting, isMember, library, memberIndex, name, noWarnings, nodesOnly, offsetNode, remove, removeOffsetObject, root, scheduler, split, subtract, text, union, userAlias
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-name(-n) string create
新しいキャラクタの名前として文字列を割り当てます。新しいキャラクタを作成する操作に対して有効です。
-text(-t) string createqueryedit
キャラクタと共に格納される注釈の文字列を定義します。
-empty(-em) create
作成するキャラクタを空にする必要があることを示します。つまり、キャラクタに追加するオブジェクトを識別する引数がすべて無視されます。
-subtract(-sub) name query
2 つのキャラクタ間の操作で、2 番目のキャラクタにない最初のキャラクタのメンバーを返します。通常、キャラクタは相互排他的にする必要があります。
-union(-un) name query
リストされたキャラクタすべてのリストを返す操作です。
-intersection(-int) name query
リストのキャラクタすべてのメンバーである項目のリストを返す操作です。通常、キャラクタは相互排他的にする必要があります。
-clear(-cl) name edit
指定したキャラクタからすべての項目を除去する操作です。
-flatten(-fl) name edit
指定したキャラクタの構造を平坦化する操作です。つまり、指定したキャラクタに含まれるキャラクタはすべてそのメンバーで置き換えられ、そのキャラクタはほかのキャラクタではなく、キャラクタのメンバーを含むようになります。
-nodesOnly(-no) query
このフラグは、メンバーシップが照会するキャラクタの結果を修正します。キャラクタに含まれた sphere1.tx などのアトリビュートをリストするとき、ノードだけをリストします。キャラクタにノードのアトリビュートまたはコンポーネントが複数存在する場合でも、各ノードは一度だけリストされます。
-isIntersecting(-ii) name query
リストのキャラクタが共通メンバーを持つかどうかをテストする操作です。通常、キャラクタは、常に false を返すように相互排他的にする必要があります。
-isMember(-im) name query
指定した項目がすべて指定したキャラクタのメンバーであるかどうかをテストする操作です。
-split(-sp) name create
項目リストを持つ新しいセットを作成し、 指定したセットから項目リスト内の各項目を除去します。
-noWarnings(-nw) create
無効な項目をキャラクタに追加する場合などに、警告メッセージが発生してはならないことを示します (UI で使用)。
-addOffsetObject(-aoo) string queryedit
オフセットを計算および適用するときに、選択したキャラクタ メンバー オブジェクトを使用する必要があることを示します。キャラクタの指定には、フラグ引数を使用します。
-removeOffsetObject(-roo) string edit
選択したキャラクタ オフセット オブジェクトをオフセットとして除去する必要があることを示します。キャラクタの指定には、フラグ引数を使用します。
-addElement(-add) name edit
指定したキャラクタに項目リストを追加します。別のキャラクタにあるためキャラクタに追加できない項目がある場合、このコマンドは失敗します。別のキャラクタは -addElement に渡されると、サブ キャラクタとして追加されます。ノードが渡されるとキー設定可能なアトリビュートに展開されて、キャラクタに追加されます。
-include(-in) name edit
指定したキャラクタに項目リストを追加します。キャラクタに追加できない項目がある場合は、警告メッセージが発生します。これは、-add/addElement 操作よりも厳密性に欠けます。
-remove(-rm) name edit
指定したキャラクタの項目リストを除去します。
-forceElement(-fe) name edit
編集モードのみで使用してください。項目を強制的にキャラクタに追加します。項目が characterPartition にある別のキャラクタにあれば、別のキャラクタから除去され、characterPartition のキャラクタは通常メンバーシップに対して相互排他的になります。
-excludeTranslate(-et) create
キャラクタを作成するときに、Transform-type ノードから Translate アトリビュートを除外します。たとえば、キャラクタにジョイントだけが含まれている場合に、そのキャラクタに回転だけを含めたいことがあります。
-excludeRotate(-er) create
キャラクタを作成するときに、Transform-type ノードから Rotate アトリビュートを除外します。
-excludeScale(-es) create
キャラクタを作成するときに、Transform-type ノードから Scale アトリビュートを除外します。
-excludeVisibility(-ev) create
キャラクタを作成するときに、Transform-type ノードから Visibility アトリビュートを除外します。
-excludeDynamic(-ed) create
キャラクタを作成するときに、Dynamic アトリビュートを除外します。
-userAlias(-ua) name query
キャラクタの指定したアトリビュートのユーザ定義エイリアスを返します。定義されていなければ、空の文字列を返します。キャラクタは、キャラクタ アニメーション データを格納するアトリビュートに自動的にエイリアスを作成します。自動的に設定されたエイリアスが aliasAttr コマンドで置き換えられた場合、ユーザが設定したエイリアスが存在します。
-characterPlug(-cp) query
指定したキャラクタ メンバーに対応するキャラクタのプラグを返します。
-scheduler(-sc) query
このキャラクタに関連付けられたスケジューラがあれば返します。スケジューラがあるのは、キャラクタにクリップを作成した場合だけです。
-library(-lib) query
このキャラクタに関連付けられたクリップ ライブラリがあれば返します。クリップ ライブラリがあるのは、キャラクタにクリップを作成した場合だけです。
-memberIndex(-mi) uint query
Query フラグの後に使用すると、指定したキャラクタ メンバーの memberIndex を返します。または、照会フラグの前に使用すると、指定したインデックスに対応するメンバーを返します。
-root(-rt) string create
作成しているキャラクタのルートとして動作するトランスフォーム ノードを指定します。このコマンドは、キャラクタ ノードの他に characterOffset ノードを作成します。characterOffset ノードを使えば、キャラクタにオフセットを追加して、階層内にノードを追加しなくてもキャラクタのアニメーションの方向を変更することができます。
-offsetNode(-ofs) query
キャラクタのルートにオフセットを追加するために使用する characterOffset ノードの名前を返します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// create two characters with whatever is currently active
character;
character;
// create a set which contains two sub characters
character -n parentCharacter character1 character2;
// Add the keyable attributes of ikHandle1 to a character
character -add character1 ikHandle1;
// Remove the scale attributes for a transform from a character
character -remove character1 sphere1.sx sphere1.sy sphere1.sz;
// Query the members of the character
string $members[] = `character -q character1`;
// Query the character plug for a specified member
character -q -cp $members[0];
// Query the library and scheduler of the character
character -q -library character1;
character -q -sc character2;
// Add the sphere as an offset object on the character
character -e -addOffsetObject character1 pSphere1;