ワイヤデフォーマウェイトをペイントする

ワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）によって、アーティザン（Artisan）ブラシを使用して、ターゲットオブジェクト上にワイヤウェイトを適用、配置、削除することができます。このツールではワイヤウェイトを自由に設定することが可能で、有機的、非均一、左右非対称のデフォメーションエフェクトを作成できます。

デフォーマウェイトのミラーオプション（Mirror Deformer Weights Options）を使用して、ワイヤデフォーマウェイトをサーフェスから別のサーフェスにミラーすることも、同一サーフェス上でミラーすることもできます。詳細については、デフォーマウェイトのミラー（Mirror Deformer Weights）を参照してください。

ワイヤウェイトをペイントして、ワイヤウェイトマップをインポートまたはエクスポートすることもできます。詳細については、ワイヤウェイトマップをインポートするにはとワイヤウェイトマップをエクスポートするにはを参照してください。

ワイヤデフォーマウェイトをペイントするには

ウェイトをペイントするワイヤデフォメーションに、そのターゲットジオメトリを選択します。
デフォーマの編集 > ワイヤウェイトペイントツール（Edit Deformers > Paint Wire Weights Tool）を選択します。
ツールの設定（Tool Setting）エディタがワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）の設定と共に表示されます。
ワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）の設定で、アトリビュート（Attribute）ボタンをクリックし、表示されるリストからウェイトをペイントするワイヤデフォーマを選択します。たとえば、wire1.weights を選択します。
ワイヤウェイトペイントツールの設定を設定します。詳細については、ワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）設定を参照してくだしあ。デフォルトでは、オブジェクトは選択したワイヤデフォーマについてウェイト値 1 で塗りつぶされます。
ワイヤウェイトをペイントします。ワイヤデフォーマウェイトのペイントは、スムーススキンウェイトのペイントによく似ています。詳細については、スムーススキンポイントのウェイト値をペイントする（『キャラクタセットアップ』マニュアル）を参照してください。
たとえば、選択したワイヤデフォーマのターゲットオブジェクトをウェイト値 0 で塗りつぶしてから、そのウェイトをペイントしてキャラクタに必要なまゆ毛の変形を作成します。

ワイヤウェイトマップのインポート / エクスポート

ワイヤウェイトマップをエクスポートするには

マップとしてエクスポートする変形または外観を得るまで、ターゲットシェイプ上にワイヤウェイトをペイントします。
変形させたターゲットシェイプを選択します。
ツール設定でアトリビュートマップ（Attribute Maps）セクションを開き、エクスポート（Export）セクションを開きます。
エクスポート（Export）設定を設定し、エクスポートボタンをクリックします。エクスポート（Export）設定の詳細については、ワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）設定を参照してください。
エクスポートブラウザウィンドウが表示されます。
マップを保存したい場所に移動し、マップの名前を指定し、エクスポートをクリックします。デフォルトでは、マップは現在のプロジェクトの sourceimages フォルダに配置されます。
ターゲットシェイプの現在のデフォメーションが、アトリビュートマップとして保存されます。

ワイヤウェイトマップをインポートするには

変形させたターゲットシェイプを選択します。
ペイントアトリビュートツール（Paint Attributes Tool）の設定でアトリビュートマップ（Attribute Maps）セクションを開いてから、インポート（Import）セクションを開きます。
インポート（Import）設定を設定して、インポートボタンをクリックします。インポート（Import）設定の詳細については、ワイヤウェイトペイントツール（Paint Wire Weights Tool）設定を参照してください。
インポートブラウザウィンドウが表示されます。
インポートしたいマップがある場所に移動し、マップファイルを選択し、インポートをクリックします。
ターゲットシェイプが、インポートしたアトリビュートマップで指定されたツール設定に従って変形します。