シーンをレンダーする前に、イメージの精度とレンダリング時間に影響を及ぼす可能性のある一般的な問題について、診断しておくことをお勧めします。シーンで発生している問題を診断するを参照してください。
シーンをレンダーしてそれがどのように見えるかを確認することができますが、以下の方法を使えばもっと早くシーンを表示することができます。
| 目的 | 必要な操作 |
|---|---|
| 静止画またはアニメーションの 1 フレームに対する変更を確認する。 | IPR（Interactive Photorealistic Rendering）を 使用する。IPR が画面を更新して最新の変更を表示する。ただし、確認できる範囲が限定される。詳細については、Interactive Photorealistic Rendering （IPR）を参照してください。 |
| レンダーで静止画またはアニメーション（またはその領域）の 1 フレームがどのように見えるかを確認する。 | レンダー ビュー（Render View）、特に領域をレンダー（Render Region）を使用する。レンダー ビューには IPR よりも制限が少ないため、より詳しい確認が行える。ただし、レンダーに時間がかかる。シーンの領域をレンダーすることでシーン表示に要する時間を削減する。詳細については、レンダー ビュー レンダリングを参照してください。 |
| レンダーせずにシーン ビューでライト、オブジェクト、テクスチャを確認する。 | ハードウェア テクスチャリングを使用する。ハードウェア テクスチャは実質的なレンダー を行わない。そのため、シーンをレンダーしたときの大まかなイメージが確認できるだけである。詳細については、シーン ビューでシェーディングとライトを確認するを参照してください。 |
| 完全にレンダーした静止画、アニメーションの 1 フレームまたはアニメーションがどのように見えるかをすばやく確認する。 | 低解像度でレンダーする。詳細については、低解像度の静止画またはフレームをテスト レンダーすると低解像度アニメーションをテスト レンダーするを参照してください。 |
| レンダー対象 | 必要な操作 |
|---|---|
| 静止画またはアニメーションの 1 フレーム | レンダー ビュー（Render View）を使用する。詳細については、単一フレームをレンダーするを参照してください。 |
| 静止画、アニメーションの 1 フレームまたはアニメーション | バッチ レンダーを使用する。詳細については、静止画またはアニメーションをバッチ レンダーするを参照してください。 |
| 静止画、アニメーションの 1 フレームまたはアニメーション | コマンド ライン レンダーを使用する。詳細については、コマンド ライン レンダリングを参照してください。 |
