Maya はプリファレンス ファイルを次のパスに格納しています。(Linux を除くプラットフォームで日本語環境で起動の場合は「en_US」ディレクトリが「ja_JP」になります。)
Windows
- (Windows XP)
\Documents and Settings\<ユーザ名>\My Documents\maya\2012\en_US\prefs
- (Windows XP 64 ビット)
\Documents and Settings\<ユーザ名>\My Documents\maya\2012-x64\en_US\prefs
- (Windows Vista および Windows 7)
\Users\<ユーザ名>\Documents\maya\2012\en_US\prefs
- (Windows Vista および Windows 7 64 ビット)
\Users\<ユーザ名>\Documents\maya\2012-x64\en_US\prefs
Mac OS X
- /Users/<ユーザ名>/ライブラリ/Preferences/Autodesk/maya/en_US/2012/prefs
(Linux 64 ビット)
- ~<ユーザ名>/maya/2012-x64/prefs
プリファレンスおよびその他の重要な Maya フォルダ(プロジェクトなど)の場所を、環境変数を使用して変更することができます。詳細については、ファイル パス変数を参照してください。
ほとんどのプリファレンスは MEL コマンドのテキスト ファイルとして保存されています。
シェルフは shelves サブディレクトリに、アイコンは icons サブディレクトリに、マーキング メニューは markingMenus サブディレクトリにそれぞれ格納されます。
Maya をカスタマイズすると、新しい設定はユーザのプリファレンス ファイルに保存されます。したがって、Maya を起動するたびに、Maya のデフォルト設定の代わりにユーザの設定が使用されます。プリファレンス ファイルを削除すると、Maya
の起動時にデフォルト設定が使用されます。
注:
Maya でプリファレンスを保存しているときにディスクがオーバーフローになった場合、空き容量がなくなったかどうかは Maya では検知されません。空き容量がなくなると、プリファレンスが壊れたり修復不能になったりします。使用しているハード ドライブに、Maya
プリファレンス ファイルを保存できる空き容量があることを確認します。ディスクに空き容量がなくなっている場合は、Maya アプリケーションを終了する前に、使用可能なスペースを空けます。
カラーおよびホットキーのファイル
以下の .mel ファイルに、ウィンドウとウィンドウを使用してカスタマイズした設定が保存されます。
- userColors.mel: ウィンドウのタブとタブで設定したプリファレンスが保存されます。
- userRGBColors.mel: カラー(Colors)ウィンドウのタブで設定したプリファレンスが保存されます。
- paletteColors.mel: カラー(RGB)を定義し、ウィンドウのタブとタブにあるインデックス パレットを構成します。
- userHotkeys.mel: ウィンドウで割り当てたホットキーが保存されます。
- userNamedCommands.mel: ホットキーを割り当てたすべてのコマンドが保存されます。
デフォルトのホットボックス マーキング メニュー
次のファイルは、デフォルトのホットボックス マーキング メニューを定義します。
- menu_ChangePanelLayout.mel: 北(North)
- menu_ChangePanelType.mel: 南(South)
- menu_ChangeSelectionMask.mel: 西(West)
- menu_CommonModelingPanes.mel: センター(Center)
- menu_ControlPaneVisibility.mel: 東(East)
ユーザ プリファレンス
次のファイルは、ユーザ プリファレンスを定義します。
- userPrefs.mel: ウィンドウ()で定義したプリファレンスが保存されます。
- windowPrefs.mel: Maya ウィンドウのデフォルト サイズと位置を定義します。
注:
Maya では、旧バージョンの windowPrefs.mel ファイルが読み取れません。ウィンドウのサイズがMaya のバージョン間で不適切になる場合があります。以前のプリファレンスが認識されると、新しい機能が非表示になることがあります。