レイヤ化されたアニメーションのゴーストでは、追加されたそれぞれのアニメーション レイヤとともにオブジェクトの位置をプレビューすることができます。複数のレイヤでアニメートされるオブジェクトのゴーストを表示または非表示にするには、アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）のゴースト化オプションを使用します。

レイヤをゴースト化すると、レイヤ スタックが、オブジェクトのゴーストは、ゴースト化したレイヤまで評価するように描画されます。たとえば、あるオブジェクトに AnimLayer1、AnimLayer2、AnimLayer3 を追加した場合、AnimLayer2 のゴースト化をオンにすると、BaseAnimation、AnimLayer1、AnimLayer2 を含む評価の結果が表示されます。AnimLayer3 のエフェクトは除外されます。

ゴースト化オプションを使用して、レイヤのゴースト（Ghost）ボタン をオンに切り替えたときにオブジェクトを自動ゴースト化するように指定するか、または手動でゴースト化をオンにするように選択することができます。

選択したオブジェクトに対するゴーストを自動的に表示するには

1. アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）で、オプション > 選択したオブジェクトを自動でゴースト化する（Options > Auto Ghost Selected Objects）がまだ選択されていない場合は、メニュー バーから選択します。
2. ゴースト化したいオプションをシーンから選択します。
3. アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）で、レイヤに対するゴースト（Ghost）ボタン をオンにします。

   選択したオブジェクトのゴースト化がオンになります。

レイヤ内のオブジェクトすべてに対するゴーストを表示するには

1. アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）のメニュー バーからオプション > レイヤ内のオブジェクトを自動でゴースト化する（Options > Auto Ghost Objects In Layer）を選択します。
2. ゴースト化したいオブジェクトを持つレイヤに対するゴースト（Ghost）ボタン をオンにします。

   レイヤーの関連するオブジェクトすべてに対するゴーストがシーンに表示され、各レイヤのアニメーションをプレビューできるようになります。

ゴーストを手動でコントロールするには

1. アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）のメニュー バーからオプション > 手動でゴースト化をオンにする（Options > Turn On Ghosts Manually）を選択します。

   このオプションをオンにして、メインのアニメート > 選択項目のゴースト化（Animate > Ghost Selected）オプションとレイヤのゴースト（Ghost）ボタンを使用して、シーン内のどれをゴースト化するかをコントロールできます。オブジェクトをゴースト化するも参照してください。

ゴーストのカラーを設定するには

デフォルトでは、アニメーション レイヤのゴーストは暗い赤で表示されます。各レイヤのゴースト化オブジェクトのカラーを変更するには、アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）のゴースト ボタンを使用します。

1. アニメーション レイヤ エディタ（Animation Layer Editor）のゴースト（Ghost）ボタン をクリックします。カラー インデックスの設定（Color Index Settings）が開きます。
   
2. カラーの選択（Select Color）スライダをドラッグして、変更後のカラーを選択し、OK をクリックします。

   レイヤのゴースト（Ghost）ボタンとアニメートされたオブジェクトのゴーストが選択したカラーに変わります。

   ヒント:

   カラー インデックスの設定（Color Index Settings）で使用可能な 20 種類のデフォルト カラーを変更するには、ウィンドウ > 設定/プリファレンス > カラー設定（Window > Settings/Preferences > Color Settings）を選択し、アクティブ インデックス パレット（Active Index Palette）でカラーを変更します。ユーザ インタフェースのカラーを変更するも参照してください。

表示するアニメーション レイヤ ゴーストの数を変更するには

ゴーストは、カレント フレーム前後にある指定された数のフレームのアニメートされたオブジェクトの位置を表示します。たとえば、カレント フレームのゴーストのみを表示したいなどの場合には、表示されるゴーストの数を変更できます。

1. メイン メニュー バーからアニメート > 選択項目のゴースト化（Animate > Ghost Selected） を選択します。
2. ゴースト化オプション（Ghost Options）でゴースト化のタイプ（Type of Ghosting）をカスタム フレーム ステップ（Custom Frame Steps）に変更します。
3. カレント フレーム前のステップ（Steps Before Current Frame）およびカレント フレーム後のステップ（Steps After Current Frame）を 0 に設定します。

   これにより、カレント フレームに、1 レイヤの 1 オブジェクトにつきゴーストが 1 つ表示されるようになります。