ポリゴン コンポーネントを移動、回転、スケールする
 
 
 

次の方法で、ポリゴン コンポーネントを移動、回転、スケールすることができます。

コンポーネントのトランスフォーム(Transform Component)には、法線に沿った垂直移動など、Maya の一般的なトランスフォーム ツールにはない追加のコンストレイン機能もあります。

注: ヒストリを持つオブジェクトではツィーク(移動回転スケールを使った CV やポリゴン コンポーネントの移動)を行わないでください。ヒストリを持つオブジェクトを微調整すると、その微調整(ツィーク)は特定のコンポーネント ID に適用されます。そのオブジェクトのヒストリを後で変更すると、そのコンポーネント ID も変更され、ツィークのエフェクトが変わることがあります。

たとえば、1 つのカーブを回転させてサーフェスを作成し、そのサーフェスの CV3 を微調整した場合には、そのツィークは常に CV3 に適用されます。次に、その回転ノードのアトリビュートを変更してサーフェスのセグメント数を減らすと、微調整した CV には新しい番号が割り当てられ、ツィークが適用されません。ツィークは CV3 に適用されますが、CV の場所が変わっていることがあります。

注:

アニメートされた頂点ツィークがあるポリゴンオブジェクトのヒストリを削除すると、そのツィーク上のアニメーションが削除されます。

ヒストリ ノードを作成してコンポーネントをトランスフォームするには

  1. 移動したいコンポーネントを選択します。
  2. メッシュの編集 > コンポーネントのトランスフォーム(Edit Mesh > Transform Component)を選択します。

    変換ノード(polyMoveComponentType)が作成され、ノードを編集できるように、自動的にマニピュレータの表示ツール(Show Manipulator Tool)に切り替わります。

  3. マニピュレータ ハンドルをドラッグしてコンポーネントを移動、回転、スケールするか、アトリビュート エディタまたはチャンネル ボックスで設定を変更します。

    マニピュレータは標準の移動/回転/スケールを組み合わせたマニピュレータであり、ローカル軸とワールド軸を切り替える特別なハンドルがあります。ローカル Y に沿ったコンポーネントの移動は、コンポーネントの「内側」や「外側」への移動に非常に便利です。

コンポーネントのトランスフォームを使用した UV の移動