ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

transferAttributes( object object , [colorBorders=uint], [flipUVs=uint], [matchChoice=uint], [sampleSpace=uint], [searchMethod=uint], [searchScaleX=float], [searchScaleY=float], [searchScaleZ=float], [sourceColorSet=string], [sourceUvSet=string], [sourceUvSpace=string], [targetColorSet=string], [targetUvSet=string], [targetUvSpace=string], [transferColors=uint], [transferNormals=uint], [transferPositions=uint], [transferUVs=uint])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

transferAttributes は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

ソース サーフェス(1 番目の引数)のアトリビュートをサンプリングし、これらをターゲット サーフェス(2 番目の引数)に転送します。

戻り値

string ノード名

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

colorBorders, flipUVs, matchChoice, sampleSpace, searchMethod, searchScaleX, searchScaleY, searchScaleZ, sourceColorSet, sourceUvSet, sourceUvSpace, targetColorSet, targetUvSet, targetUvSpace, transferColors, transferNormals, transferPositions, transferUVs
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
transferPositions(pos) uint createedit
ゼロ以外の値は、頂点の位置をサンプリングすることを示します。この場合、ターゲット サーフェスがソース サーフェスに「ラップ」されます。
transferNormals(nml) uint createedit
ゼロ以外の値は、頂点法線をサンプリングし、ターゲット サーフェス上のユーザ法線に書き込むことを示します。
transferUVs(uvs) uint createedit
UV セットの転送をコントロールします。0 の場合は、UV セットを転送しません。1 の場合は、(sourceUVSet と targetUVSet で指定した)単一の UV セットを転送します。2 の場合は、すべての UV セットを転送します。
sourceUvSet(suv) string create
ターゲットに転送するソース サーフェス上の単一の UV セットの名前を指定します。この値は、単一の UV セットを転送するように操作を設定している場合だけ使用します(transferUVs フラグを参照)。
targetUvSet(tuv) string create
サンプリングした UV データを受信するターゲット サーフェス上の単一の UV セットの名前を指定します。この値は、単一の UV セットを転送するように操作を設定している場合だけ使用します(transferUVs フラグを参照)。
transferColors(col) uint createedit
カラー セットの転送をコントロールします。0 の場合は、カラー セットを転送しません。1 の場合は、(sourceColorSet と targetColorSet で指定した)単一の カラー セットを転送します。2 の場合は、すべてのカラー セットを転送します。
sourceColorSet(scs) string create
ターゲットに転送するソース サーフェス上の単一のカラー セットの名前を指定します。この値は、単一のカラー セットを転送するように操作を設定している場合だけ使用します(transferColors フラグを参照)。
targetColorSet(tcs) string create
サンプリングしたカラー データを受信するターゲット サーフェス上の単一のカラー セットの名前を指定します。この値は、単一のカラー セットを転送するように操作を設定している場合だけ使用します(transferColors フラグを参照)。
searchScaleX(ssx) float createedit
データの転送前にターゲット モデルの X 軸に適用するオプション スケールを指定します。値が 1.0(デフォルト)の場合、スケーリングは行いません。値が -1.0 の場合、X 軸に沿ってミラーリングを行います。
searchScaleY(ssy) float createedit
データの転送前にターゲット モデルの Y 軸に適用するオプション スケールを指定します。値が 1.0(デフォルト)の場合、スケーリングは行いません。値が -1.0 の場合、Y 軸に沿ってミラーリングを行います。
searchScaleZ(ssz) float createedit
データの転送前にターゲット モデルの Z 軸に適用するオプション スケールを指定します。値が 1.0(デフォルト)の場合、スケーリングは行いません。値が -1.0 の場合、Z 軸に沿ってミラーリングを行います。
flipUVs(fuv) uint createedit
ターゲットに転送する前に、サンプリングした UV データをフリップする方法をコントロールします。0 の場合、フリップは行いません。1 の場合は、U 方向に UV データをフリップします。2 の場合は、V 方向に UV データをフリップします。3 の場合は、両方の方向にフリップします。フリップをミラーリングと組み合わせると、対称的な UV マッピングを作成できます(たとえば、UV マップの一方にキャラクタの左側、他方に右側をマッピングできます)。
colorBorders(clb) uint createedit
カラー データの転送時にカラー境界を保持するかどうかをコントロールします。ゼロ以外の場合、カラー境界はターゲット ジオメトリの最も近いエッジにマッピングされます。0 の場合、カラー境界はターゲット ジオメトリの頂点に滑らかにブレンドされます。
sampleSpace(spa) uint createedit
アトリビュートの転送を実行する空間を選択します。 0 はワールド空間、1 はモデル空間、4 はコンポーネント ベース、5 はトポロジ ベースです。デフォルトはワールド空間です。
searchMethod(sm) uint createedit
ポイントを相関させるときに使用する検索方法を指定します。0 は法線に沿った最近接、3 はポイントに最近接を意味します。デフォルトはポイントに最近接です。
sourceUvSpace(sus) string create
転送空間として使用するソース サーフェス上の UV セットの名前を指定します。この値は、UV 空間でアトリビュートを転送するように操作を設定している場合だけ使用します。
targetUvSpace(tus) string create
転送空間として使用するターゲット サーフェス上の UV セットの名前を指定します。この値は、UV 空間でアトリビュートを転送するように操作を設定している場合だけ使用します。
matchChoice(mch) uint createedit
トポロジのコンポーネントをマッチする際に使用すると、マッチ候補から最良のマッチを選択します。 転送操作に関わるメッシュに対称のトポロジがある場合は、複数のトポロジのマッチがある場合があります。 メッシュのシェイプを比較してマッチ候補にスコアが付けられ、ゼロから始まるインデックスが割り当てられます。 通常、(デフォルトの)ゼロをマッチさせることが最良ですが、Maya が誤って選択する場合を考慮して値を変更することで、その他のマッチを確認することができます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Transfer all UV and color sets from pCube1 onto pSphere1
cmds.transferAttributes( 'pCube1', 'pSphere1', transferUVs=2, transferColors=2 )