ジャンプ先: 概要. 戻り値.
キーワード. 関連項目.
フラグ. Python 例.
dgInfo([allNodes=boolean], [connections=boolean], [dirty=boolean], [island=boolean], [nodes=boolean], [nonDeletable=boolean], [outputFile=string], [propagation=boolean], [short=boolean], [subgraph=boolean], [type=string])
注意:
オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。
dgInfo は 「元に戻す」が不可能、「照会」が不可能、「編集」が不可能
です。
このコマンドは、DG 情報をテキスト指向の方法で出力します。 出力される情報の範囲は、-all
フラグを使用した場合はグラフ全体、ノードやプラグを指定した場合はコマンド ライン上のノードやプラグ、そしてセレクション
リストの順序で出力されます。 コネクションの各プラグには、出力ラインの末尾に一緒に表示される状態情報が 2 つあります。
- CLEAN PROP は正常に評価されたグラフの通常の状態です。
このとき、ノードのデータブロックのプラグ値は正しく、以降のプラグ値（またはその上流の値）に対するすべての変更が、
依存するすべてのプラグ（下流のコネクションまたは「影響を受ける」出力など）に伝搬されます。
- DIRTY BLOCK は、上流の値は変更されたがプラグの値の評価要求がないプラグの通常の状態です。
DIRTY は、データブロックに保持されているプラグのカレントの値は、
上流の値の影響によって正しい場合も正しくない場合もあることを示します。 getAttr
コマンドを介して直接要求するか、下流の値を要求することで間接的に要求すると、 すべての下流のプラグの DG 評価がトリガされます。
BLOCK は、アニメートしたシーケンスのフレーム変更など多くの値を変更する場合に、
過度にダーティなフラグの伝搬を防ぐ最適化です。 つまり、このプラグの上流の値を変更しても、下流のプラグやその影響を受けるプラグには
一切ダーティなメッセージが送信されないということです。
- DIRTY PROP はあまり一般的ではありませんが、上流の値が変更されたのに
そのプラグの値の評価要求がないプラグの有効な状態です。 DIRTY BLOCK
状態のように、その値を要求したときに評価がトリガされます。
異なる点は、上流のプラグから別の変更を行った場合、このプラグは上流のプラグや影響を受ける
すべてのプラグに（再度）ダーティなメッセージを伝搬するということです。 この状態は、DG
では、このプラグ自身が最後にダーティとしてマークされたときに、
すべての下流のプラグのダーティな状態について通知されたかどうかがはっきりしない場合のみ表示されます
（最後のダーティなメッセージ以降に変更されたノードまたはグラフ コネクションによって ダーティな伝搬が妨害された場合など）。
- CLEAN BLOCK は有効な DG では見られません。
つまり、プラグの値がクリーン（有効）である間は、値を変更してもダーティな状態を伝搬しないということです。
すなわち、下流のノードにはグラフが変更されたことが通知されず、適切に評価が行われません。 この無効な状態から復旧するには、コマンド
dgdirty -a を入力して ダーティなものをすべてマークし、適切な評価を再開する必要があります （このコマンドは
DG ワールドの CTL-ALT-DEL に相当します）。
なし
debug, dependency, graph, node, output, connection
dgdirty, dgeval
allNodes, connections, dirty,
island, nodes,
nonDeletable, outputFile, propagation, short,
subgraph, type
| ロング ネーム（ショート ネーム） |
引数型 |
プロパティ |
connections(c) |
boolean |
 |
|
|
nodes(n) |
boolean |
|
|
指定したノードを出力します。-all を使用した場合はグラフ全体を出力します。 |
|
island(island) |
boolean |
|
|
各ノードのアイランドに関する詳細なデバッグ情報を出力します。このフラグは、通常、膨大なデバッグ情報を生成するため、islandDetail
フラグを使用する場合は、コマンドに渡されるノードのリストは短くすることをお勧めします。
この情報には、このアイランドにあるノードの詳細リストと、コネクトされたすべてのアイランドが含まれます。 |
|
subgraph(sub) |
boolean |
|
|
ノードかプラグに作用されるサブグラフを出力します。-all
を使用した場合は、サブグラフにグループ化されたグラフのすべてのノードを出力します。 |
|
allNodes(all) |
boolean |
|
|
|
short(s) |
boolean |
|
|
ロング フォーマットではなく、ショート フォーマットで出力します。 |
|
dirty(d) |
boolean |
|
|
ダーティかクリーンのノード、プラグ、コネクションのみを出力します。デフォルトでは両方を出力します。 |
|
propagation(p) |
boolean |
|
|
伝播、非伝播のノード、プラグ、コネクションのみを出力します。 デフォルトでは両方を出力します。 |
|
nonDeletable(nd) |
boolean |
|
|
削除できないノードも含まれます（通常は無視します）。 |
|
type(nt) |
string |
|
|
NODETYPE タイプのノードのみを表示するよう、出力をフィルタします。 |
|
outputFile(of) |
string |
|
|
STDERR ではなく、ファイル FILE に出力を送信します。 |
|
| : コマンドの作成モードで使用可能なフラグ |
 : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ |
 : コマンドの照会モードで使用可能なフラグ |
 : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ |
import maya.cmds as cmds
# create a node
cmds.createNode('transform',name='NODE')
cmds.setKeyframe('NODE.translate')
# Print all things connected to node NODE
cmds.dgInfo( 'NODE', c=True )
# Print all connections currently in the graph
cmds.dgInfo( c=True, all=True )
# Print all connections to attribute tx on node NODE
cmds.dgInfo('NODE.tx',c=True)
# Print all dirty connections in the entire graph
cmds.dgInfo( c=True, all=True, d=True )