ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連項目. フラグ. MEL 例.

概要

fileDialog [-application] [-defaultFileName string] [-directoryMask string] [-mode int] [-title string]

fileDialog は 「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能 です。

fileBrowserDialog および fileDialog コマンドは非推奨になりました。 両コマンドをコールすることはできますが、代わりに fileDialog2 コマンドを使用することをお勧めします。下位互換を保つため、fileBrowserDialog コマンドと fileDialog コマンドはどちらも、パスされたフラグ/値を fileDialog2 コマンドが使用し、内部コマンドをコールする適切なフラグ/値に変換します。この互換性を将来バージョンでも維持できるかどうかは保証されないため、新しいスクリプトは fileDialog2 コマンドを使って書く必要があります。 fileDialog2 を使ってスクリプトを変更する方法については、下記を参照してください。

戻り値

string

関連項目

fileBrowserDialog

フラグ

application, defaultFileName, directoryMask, mode, title
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-mode(-m) int create
ファイル ダイアログを実行するモードを定義します。
  • 0: 読み取り
  • 1: 書き込み
書き込みモードは -application フラグとは一緒に使用できません。
-directoryMask(-dm) string create
これを使用して、ダイアログに表示するディレクトリとファイル名を指定することができます。指定しない場合、カレント ディレクトリが使用され、すべてのファイルが表示されます。 文字列にはパス名が含まれている場合がありますが、ワイルドカードのファイル識別子(「*.cc」または「/usr/u/*」など)を含める必要があります。パスだけが指定されている場合、パスの最後のディレクトリがファイル識別子とみなされ、目的の結果が得られなくなります。
-application(-app) create
これは「Mac」専用のフラグです。このフラグにより、アプリケーション バンドルのみを選択するダイアログが表示されます。
-defaultFileName(-dfn) string create
デフォルトのファイル名を設定します。このフラグは「書き込み」モードでのみ有効です。
-title(-t) string create
タイトル テキストを設定します。「書き込み」モードでのデフォルト値は「名前を付けて保存」です。「読み取り」モードでのデフォルト値は「開く」です。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Old way:
fileDialog;
fileDialog -directoryMask "/usr/u/bozo/myFiles/*.ma";
fileDialog -dm "*.cc";

//
// Recommended way:
fileDialog2 -startingDirectory "/usr/u/bozo/myFiles/" -fileFilter ("Maya Ascii (*.ma)");