移動先: 概要 戻り値 フラグ. Python 例.

概要

smoothTangentSurface( surface , [caching=boolean], [constructionHistory=boolean], [direction=int], [name=string], [nodeState=int], [object=boolean], [parameter=float], [replaceOriginal=boolean], [smoothness=int])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

smoothTangentSurface は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

smoothTangentSurface コマンドは、各パラメータ値のアイソパラムに沿って サーフェスを滑らかにします。 サーフェスの名前を返し、ヒストリがオンの場合は、 作成されたディペンデンシー ノードの名前も返します。 このコマンドは、多重ノット値を持つパラメータ値のみに適用されます (与えられたパラメータ値に多重ノットがコネクトされていない場合、 ディペンデンシー ノードは作成されますが、 サーフェスは変更されません)。

このコマンドをいつ使用しますか? 多数のベジェ パッチからなるサーフェスや、 多重度が 1 を超えるノットを持つアイソパラムからなるサーフェスの場合、 接線の切断が発生することがあります。したがって、この操作を行う意味があるのは、 アイソパラム間ではなく(アイソパラム間のサーフェスはすでに滑らかです)、 ノット アイソパラム上だけです。

次数が 3 以上のサーフェスの場合、smoothness に Muximum を指定すると、最高で次数 -1 の 接線連続性や曲率連続性が得られます。smoothness に Tangent を指定すると、接線連続性だけが得られます。

ここで述べているのは「G」連続性ではなく「C」連続性であることに 注意してください。したがって、技術的には、サーフェスの次数が低下した場合に 接線の切断を視覚的に確認することも可能です。

注: 単一で smoothTangentSurface コマンドを使う場合は、 一度に両方向をスムージングすることはできません。これを実行するには、2 つのコマンドを別々に使用する必要があります。

戻り値

string[]オブジェクト名とノード名

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

caching, constructionHistory, direction, name, nodeState, object, parameter, replaceOriginal, smoothness
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
parameter(p) float createqueryeditmultiuse
ノットが追加されるパラメータ値です。
デフォルト: 0
direction(d) int createqueryedit
ノットを滑らかにする方向です。 0 - V 方向、 1 - U 方向。
デフォルト: 1
smoothness(s) int createqueryedit
取得する平滑性(smoothness)です。 0 - 接線 1 - 最大(次数に基づく)
デフォルト: 1
高度なフラグ
caching(cch) boolean createqueryedit
ノード キャッシング モードを修正します。詳細については、ノードの説明を参照してください。
: 上級ユーザ向けの機能です。
nodeState(nds) int createqueryedit
ノード状態を修正します。詳細については、ノードの説明を参照してください。
: 上級ユーザ向けの機能です。
一般的なフラグ
name(n) string create
作成されたオブジェクトに名前を付けます。
constructionHistory(ch) boolean create
コンストラクション ヒストリをオンまたはオフにします。
object(o) boolean create
結果のオブジェクト、またはディペンデンシー ノードのみを作成します。
replaceOriginal(rpo) boolean create
「同じ位置」に作成(つまり置き換え)します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.smoothTangentSurface( 'surface1', ch=True, p=0.3, d=0 )
cmds.smoothTangentSurface( 'surface1.v[0.3]', ch=True )
# Smoothes surface1 along parameter value v = 0.3. When the
# isoparm is specified, the direction and parameter value is
# implied and the "p" and "d" flags can be omitted.

cmds.smoothTangentSurface( 'surface1', ch= True, p= (0.3, 0.5, 0.8), nk=2, d=0 )
# Smoothes along parameter values v = 0.3, 0.5 and 0.8.