移動先: 概要 戻り値 フラグ. Python 例.

概要

fluidEmitter( selectionList , [cycleEmission=string], [cycleInterval=int], [densityEmissionRate=float], [fluidDropoff=float], [fuelEmissionRate=float], [heatEmissionRate=float], [maxDistance=linear], [minDistance=linear], [position=[linear, linear, linear]], [rate=float], [torusSectionRadius=linear], [type=string], [volumeOffset=[linear, linear, linear]], [volumeShape=string], [volumeSweep=angle])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

fluidEmitter は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

エミッタ オブジェクトを作成します。オブジェクト名が指定されているか、またはオブジェクトが選択されている場合、エミッタをシーンの指定した名前のオブジェクトまたは選択したオブジェクトに適用します。その後、流体はそれぞれから放出されます。オブジェクトの名前も指定されず、選択もされていない場合、または -pos オプションが指定されている場合、位置エミッタを作成します。

エミッタが作成されると、このコマンドは作成されたエミッタを持つオブジェクトの名前とエミッタ シェイプの名前を返します。エミッタが照会されると、このコマンドはその照会結果を返します。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

cycleEmission, cycleInterval, densityEmissionRate, fluidDropoff, fuelEmissionRate, heatEmissionRate, maxDistance, minDistance, position, rate, torusSectionRadius, type, volumeOffset, volumeShape, volumeSweep
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
type(typ) string queryedit
エミッタのタイプです。選択肢は、omni、dir、direction、surf、surface、curve、curv です。デフォルトは omni です。 このタイプの完全な定義は、全方向ポイント エミッタ、ディレクショナル ポイント エミッタ、サーフェス エミッタ、カーブ エミッタです。
minDistance(mnd) linear queryedit
放出が開始する最小距離です。
maxDistance(mxd) linear queryedit
放出が終了する最大距離です。
position(pos) [linear, linear, linear] queryeditmultiuse
ワールド空間(x,y,z)での位置エミッタです。
rate(r) float queryedit
パーティクルを放出するレートです(整数以外も指定できます)。 ポイント エミッションの場合、これは単位時間あたりのポイントごとの割合になります。 サーフェス エミッションの場合、これは単位時間あたりの面積ごとの割合になります。
cycleEmission(cye) string queryedit
値は「none」または「frame」です。 放出を繰り返すと、指定した時間間隔で乱数ストリームが再開されます。これは、フレーム数または放出されるパーティクル数のいずれかになります。この数値はその都度、cycleInterval アトリビュートで指定されます。cycleEmission を「frame」、cycleInterval を 1 に設定すると、乱数ストリームはフレームごとに再開されます。cycleInterval を 1 より大きい値に設定すると、ゲーム開発のサイクル生成に使用できます。
cycleInterval(cyi) int queryedit
乱数ストリームが再開してから次に再開するまでのフレームまたはパーティクルの数を指定します。cycleEmission を参照してください。cycleEmission が None に設定されている場合、何も起こりません。
volumeShape(vsh) string queryedit
エミッタのボリューム シェイプです。フィールドのボリューム シェイプのアトリビュートを設定、編集、照会します。「none」以外の値に設定すると、パーティクルが生成される 3-D ボリュームを定義します。 指定できる値は、「cube」、「sphere」、「cylinder」、「cone」、「torus」のいずれかです。
volumeOffset(vof) [linear, linear, linear] queryedit
エミッタのボリュームのオフセットです。ボリューム オフセットによって、放出ボリュームはエミッタの実際の場所から指定した量だけ移動します。エミッタのローカル空間にあります。
volumeSweep(vsw) angle queryedit
エミッタのボリュームのスイープです。球体、コーン、シリンダ、トーラスにのみ適用されます。モデリングのスイープ アトリビュートと同じエフェクトです。
torusSectionRadius(tsr) linear queryedit
トーラス ボリュームの断面半径です。トーラスにのみ適用されます。 トーラス モデリング プリミティブの断面半径と同じです。
fluidDropoff(fdr) float queryedit
流体放出ドロップオフの量です。
densityEmissionRate(der) float queryedit
密度が放出される速度です。
heatEmissionRate(her) float queryedit
密度が放出される速度です。
fuelEmissionRate(fer) float queryedit
放出の速度です。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.fluidEmitter( pos=(0, 0, 0), type='omni', der=1, her=2, fer=3, fdr=1.5, r=100.0, cye='none', cyi=1, mxd=0, mnd=0 )
cmds.connectDynamic( 'fluidShape1', em='emitter1' )

# Creates an omni emitter that's emitting density, heat and fuel
# into fluidShape1