移動先: 概要 戻り値 キーワード. 関連項目. フラグ. Python 例.

概要

editDisplayLayerMembers([fullNames=boolean], [noRecurse=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

editDisplayLayerMembers は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

このコマンドを使用して、ディスプレイ レイヤのメンバーシップを照会、または編集します。すべてのオブジェクトは単一のディスプレイ レイヤに収まっている必要があるため、同等の「remove」コマンドは必要ありません。レイヤのオブジェクトの削除は、削除するオブジェクトを別のレイヤに追加することで達成できます。

戻り値

intレイヤに追加されたオブジェクトの数
string[]照会: レイヤ内のオブジェクトのリスト

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

キーワード

displayLayer, display, layer, member, relationship

関連項目

createDisplayLayer, editDisplayLayerGlobals, layerButton

フラグ

fullNames, noRecurse
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
noRecurse(nr) boolean createquery
設定すると、選択したオブジェクトのみがディスプレイ レイヤに追加されます。それ以外の場合は、選択したオブジェクトのすべての子孫も追加されます。
fullNames(fn) boolean query
(照会モード専用)設定すると、レイヤ内にあるオブジェクトの DAG のフル パスを返します。それ以外の場合は、オブジェクト名のみを返します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.editDisplayLayerMembers( 'displayLayer1', 'sphere1', 'cone1' )
# Result : 2
cmds.editDisplayLayerMembers( 'displayLayer1', query=True )
# Result : sphere1 cone1
cmds.editDisplayLayerMembers( 'displayLayer1', 'expression1', 'sphere2' )
# Warning : Only DAG objects can be in a display layer.  'expression1' ignored.
# Result : 1