upAxis

移動先: 概要 戻り値 フラグ. MEL 例.

概要

upAxis [-axis string] [-rotateView]

upAxis は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。

Maya のデフォルトの地表プレーンは XY プレーンになっています。 したがって、デフォルトのアップ軸は Z 軸の正方向です。

-ax フラグは必須です。-ax フラグと同時に -rv フラグが指定されると、 カレントのアクティブ ビューのカメラは、 ビューの地表プレーンの位置が変更される前と同じになるように X 軸を中心に回転されます。

すべてのビューのすべてのカメラに対して、画面の更新が行われます。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-axis(-ax)	string
このフラグはワールド空間でのアップ軸の方向を指定します。 有効な軸は「y」または「z」です。 照会すると string を返します。
-rotateView(-rv)
このフラグは、ビューも同じように回転するように指定します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// 1. to make the Y-axis of the world to be the up axis:
upAxis -ax y;

// 2. to make the Z-axis of the world to be the up axis,
// and rotate the view:
upAxis -ax z -rv;

// 3. to query which axis is the current up axis
// (returns a string: a "y" or a "z"):
upAxis -q -axis;