移動先: 概要 戻り値 関連項目. フラグ. MEL 例.

概要

scaleComponents [-pivot linear linear linear] [-rotation angle angle angle] float float float [objects]

scaleComponents は 「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能 です。

これは scale コマンドの制限付きバージョンです。このコマンドは選択したコンポーネントのみに動作します。ワールド空間でピボットを使用すると、回転を行うことができます。この回転はスケーリングに作用します。そのため、指定した回転による回転が済んでから、X、Y、Z 軸方向にスケーリングします。

これにより、選択したコンポーネントを、通常のスケールが可能なオブジェクト空間やワールド空間だけでなく、任意の空間でスケーリングできます。

スケール値は絶対値ではなく常に相対値になります。

戻り値

なし

関連項目

move, rotate, scale, xform

フラグ

pivot, rotation
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-pivot(-p) linear linear linear create
ワールド空間でのピボットの位置(デフォルトは原点)
-rotation(-ro) angle angle angle create
スケーリング用の回転オフセット(デフォルトはなし)

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

scaleComponents -pivot 0 10 0 -rotation 30 40 50  2 2 2;