移動先: 概要 戻り値 フラグ.

概要

listerEditor [-addObject string] [-ascendingSort boolean] [-clearHighlight] [-column boolean] [-compress string] [-compressAll] [-control] [-copyFrom string] [-defineTemplate string] [-displayList] [-docTag string] [-exists] [-expand string] [-expandAll] [-filter string] [-filterConstant boolean] [-findFirst string] [-findNext string] [-forceMainConnection string] [-highlight string] [-highlightConnection string] [-inSelectMode boolean] [-lockMainConnection] [-mainListConnection string] [-newCellPlacement string] [-panel string] [-parent string] [-placeText string] [-primitive string string] [-reFilter] [-reSort] [-recallCompressed boolean] [-recallHidden boolean] [-releaseCommand string] [-reload] [-remove string] [-replaceHighlight string] [-selectionConnection string] [-showSetMembers boolean] [-showShaderChildren boolean] [-sortType string] [-stateString] [-thumbnailSize string] [-thumbnailType string string] [-toggleHighlight string] [-unHighlight string] [-unParent] [-unlockMainConnection] [-updateMainConnection] [-useTemplate string] string

listerEditor は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

このコマンドは、どんなレイアウトにも配置できるリスタ エディタを作成します。これは UI コマンドで、リスタの作成、編集、照会に使用します。それぞれのリスタのすべての設定、およびすべてのアクション(フィルタリング、内容、ハイライト、展開/圧縮、非表示/表示など)は、このコマンドで実行します。

このコマンドの例については、Maya のレンダー(Render)メニューでマルチリスタ(Multi-lister)を起動してください。

戻り値

stringエディタ名。

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

addObject, ascendingSort, clearHighlight, column, compress, compressAll, control, copyFrom, defineTemplate, displayList, docTag, exists, expand, expandAll, filter, filterConstant, findFirst, findNext, forceMainConnection, highlight, highlightConnection, inSelectMode, lockMainConnection, mainListConnection, newCellPlacement, panel, parent, placeText, primitive, reFilter, reSort, recallCompressed, recallHidden, releaseCommand, reload, remove, replaceHighlight, selectionConnection, showSetMembers, showShaderChildren, sortType, stateString, thumbnailSize, thumbnailType, toggleHighlight, unHighlight, unParent, unlockMainConnection, updateMainConnection, useTemplate
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-exists(-ex) create
指定したオブジェクトが存在するかどうかによって、 true または false を返します。他のフラグは無視されます。
-defineTemplate(-dt) string create
他の任意のフラグと引数を解析し、かつ引数で指定したコマンド テンプレートに 追加するモードに、コマンドのモードを変更します。 templateName がカレントのテンプレートとして設定されていれば、 その後コマンドが実行されるたびに、この引数がデフォルトの引数として使用されます。
-useTemplate(-ut) string create
コマンドに、カレント以外のコマンド テンプレートの使用を強制します。
-panel(-pnl) string createquery
エディタが属しているパネルを指定します。デフォルトでは、エディタがスクリプト パネルの作成コールバックで作成された場合、エディタはそのパネルに属します。エディタがパネルに属していない場合、 エディタのあるウィンドウを削除するとエディタも削除されます。
-parent(-p) string createqueryedit
このエディタの親のレイアウトを指定します。このフラグは、エディタが現在ペアレント化されていない場合のみに効果があります。
-unParent(-up) createedit
エディタをそのレイアウトから削除するように指定します。 照会には使用できません。
-control(-ctl) query
照会モード専用です。このエディタの最上位のコントロールを返します。 通常は、親を取得してポップアップ メニューをアタッチするために使用します。 注意: コントロールのないエディタが存在する場合があります。コントロールがない場合は、このフラグは NONE を返します。
-mainListConnection(-mlc) string createqueryedit
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。
-forceMainConnection(-fmc) string createqueryedit
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。これは -mainListConnection フラグの変形で、 コネクションがロックされている場合でも強制的に変更します。このフラグを使用して、-unlockMainConnection、-mainListConnection、-lockMainConnection フラグを直後に連続して使用する場合に、オーバーヘッドを減します。
-selectionConnection(-slc) string createqueryedit
その独自のセレクション リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。このエディタから選択する場合、 selectionConnection オブジェクトの中から選択します。オブジェクトが変更されると、エディタが更新されて変更が反映されます。
-highlightConnection(-hlc) string createqueryedit
そのハイライト リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。すべてのエディタにハイライト リストがあるわけではありません。ハイライト リストがあるエディタの場合、これは第二の選択項目を表示したリストになります。
-filter(-f) string createqueryedit
このエディタに配置する項目フィルタ オブジェクトの名前を指定します。 エディタの主要リストに表示される情報をフィルタします。
-lockMainConnection(-lck) createedit
mainConnection 内のオブジェクトのカレント リストをロックして、そのオブジェクトだけがエディタ内に表示されるようにします。 これ以降、元の mainConnection に変更を加えても無視されます。
-stateString(-sts) query
照会モード専用のフラグです。エディタを編集して現在のエディタの状態と一致させる MEL コマンドを返します。返されたコマンド文字列は、指定した名前の代わりに文字列変数 $editorName を使用します。
-unlockMainConnection(-ulk) createedit
mainConnection をロック解除して、オリジナルの mainConnection(まだ使用可能な場合)を効率的に復元し、ダイナミックな更新を行います。
-updateMainConnection(-upd) createedit
ロックされた mainConnection をオリジナルの mainConnection から更新させますが、ロック状態は保持されます。
-docTag(-dtg) string createqueryedit
Maya エディタにタグをアタッチします。
-addObject(-a) string createqueryeditmultiuse
指定したオブジェクトをルート セルとしてリスタに追加します。
-displayList(-dl) query
マルチリスタですべてのルート セルを名前順にリストします。
-primitive(-pri) string string createqueryeditmultiuse
指定したリスタ項目のプリミティブを、次のいずれかに変更します。「sphere」、「cone」、「cube」、「cylinder」。 最初の引数がオブジェクト名であれば、2 番目の引数は新しいプリミティブ タイプです。
-findFirst(-ff) string createqueryedit
指定したオブジェクトの最初の出現にリスタの最上位行が設定されます。
-findNext(-fn) string createqueryedit
指定したオブジェクトの次の出現にリスタの最上位行が設定されます。オブジェクトがテーブルの末尾の前で出現しない場合は、最上位から開始されます。
-copyFrom(-cf) string createqueryedit
指定したリスタの状態と内容をカレントのオブジェクトにコピーします。
-column(-c) boolean createqueryedit
リスタがカラムに設定されます。セルは、行ではなくカラムで編成されます。
-filterConstant(-fc) boolean createqueryedit
新しく作成されたすべてのオブジェクトをフィルタと突き合わせてリスタでチェックするかどうかが設定されます。
-reFilter(-rf) createqueryedit
フィルタを常に適用しない場合、リスタをフィルタ処理しなおします。
-newCellPlacement(-ncp) string createqueryedit
新しく表示されたセルの検索場所を指示します。リストの先頭(「head」)か末尾(「tail」)、自動的にソート(「autosort」)、または現在表示されているものを各新規アクションで指定したものと置き換え(「replace」)のいずれかを指定します。
-ascendingSort(-as) boolean createqueryedit
ソート方法が設定されます。true にすると最小から最大へ、false にすると最大から最小へソートされます。
-sortType(-st) string createqueryedit
ソートのタイプを入力します。アルファベット順(「alphabetical」)、ノード タイプ順(「nodeType」)、またはカスタム ソート MEL 関数があります。MEL 関数のフォーマットは、
proc int funcName ($objName1 $objName2)、

ここで $objName は任意の Maya オブジェクトです。この関数では、$obj1 が第 2 引数の前になる場合は true、第 2 引数が第 1 引数と等しいか第 2 引数が第 1 引数の前になる場合は false を返す必要があります。
-recallCompressed(-rc) boolean createqueryedit
圧縮セルで、展開された子が記憶されます。
-recallHidden(-rh) boolean createqueryedit
隠れたセルで、展開された子が記憶されます。
-remove(-rm) string createqueryeditmultiuse
指定したオブジェクトが、ルート セルとして存在する場合にリスタから削除されます。このフラグは、同じコマンドで複数回使用できます。
-reload(-rl) createqueryedit
リスタに現在ある内容がフラッシュされ、現在の設定(フィルタやソートなど)を使用してモデルからリロードされます。
-reSort(-rs) createqueryedit
リスタが自動ソートでない場合、ルート セルの順序が変更されます。
-placeText(-pt) string createqueryedit
すべてのセルでテキストの配置が決まります。 指定できる値は、「below」、「right」、および「none」です。
-thumbnailSize(-ts) string createqueryedit
サムネールのサイズを指定します。有効な値は、「small」、「medium」、および「large」です。
-thumbnailType(-tt) string string createqueryeditmultiuse
最初にオブジェクト名を、次にサムネール レンダー タイプを指定します。有効なレンダリング タイプは、「surface」、「displacement」、「image」、「volume」、「light」です。
-inSelectMode(-ism) boolean createqueryedit
選択(true)かハイライト(false)にリスタが設定されます。
-clearHighlight(-chl) createqueryedit
すべてのハイライトが解除されます。ハイライト リストは空になります。
-highlight(-hl) string createqueryeditmultiuse
特定セルのすべての出現がハイライトされます。リスタで表示されるネットワークのルートであるインスタンスは、ネットワークの一部であるインスタンスとは別の方法でハイライトされます。
-unHighlight(-uhl) string createqueryeditmultiuse
特定セルのすべての出現のハイライトが解除されます。
-replaceHighlight(-rhl) string createqueryeditmultiuse
マルチリスタ ハイライト リストを指定した項目で置き換えます。
-toggleHighlight(-thl) string createqueryeditmultiuse
マルチリスタ ハイライトを指定した項目で切り替えます。
-expand(-exp) string createqueryeditmultiuse
指定したノード名を展開します。
-expandAll(-ea) createqueryedit
可能である場合、表示されているすべてのノードが展開されます。
-compress(-cm) string createqueryeditmultiuse
指定したノード名を圧縮します。
-compressAll(-ca) createqueryedit
可能である場合、表示されているすべてのノードが圧縮されます。
-releaseCommand(-rcd) string createqueryedit
リスタ内でマウスを放すたびに実行されるコマンドがアタッチされます。
-showShaderChildren(-ssc) boolean createqueryedit
シェーダ グループのシェーダの子の表示(1)か非表示(0)のどちらかにリスタが設定されます。シェーディング ポートのいずれかにシェーダ グループの 1 つのシェーダがコネクトされている場合に限って効果があります。シェーディング ポートはサーフェス、ボリューム、イメージ、ディスプレイスメントです。複数のシェーダが存在する場合は、このフラグに関係なく、すべてが表示されます。
-showSetMembers(-ssm) boolean createqueryedit
展開されているシェーダ グループのジオメトリの表示(1)か非表示(0)のどちらかにリスタが設定されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ