既定では、シーンの "ウォーク" を実行する場合、オブジェクトおよび環境フロアは無視されます。オブジェクトの間をナビゲートしても、ナビゲーションの高さが変わることはありません。ウォーク ゾーン機能を利用して、表示オブジェクトおよび環境フロアに基づいて、シーン内にウォーク可能な領域を生成できます。これは、階段や廊下のような通過可能な特性を持つ、大規模で臨場感のある没入型のシーンに役立ちます。
ウォーク ゾーンが生成されます。これは、矢印キー、SteeringWheels、およびサードパーティ製のコントローラのいずれを使用した場合も、すべての形式のウォークにおいて重視されます。高さの変化が小さいもの(縁石など)は、ナビゲート可能とみなされ、バリアとはなりません。ウォーク ゾーンは、シーンとともに保存されます。
ウォーク中にウォーク ゾーンを無視するには、[Z]キーを押したままにします。キーから手を放すと、最も近いウォーク ゾーン ポイントに移動します。
ウォーク ゾーンを作成すると、元に戻せませんが、ウォーク ゾーンを無効にすることはできます。この操作を行うには、もう一度[ウォーク ゾーン]ウィンドウを開き、[ウォーク時にゾーンを使用する]の選択を解除します。
「 ナビゲーション速度を調整する」の説明に従って、ウォーク速度を変更することができます。
シーン内のオブジェクトに対して追加、削除、またはトランスフォームを実行する場合は常に、ウォーク ゾーンを再生成して変更を反映する必要があります。同様に、位置バリエーションを切り替える場合も、ウォーク ゾーンを再生成する必要があります。
「ウォーク可能」として計算された頭上の領域および左右の領域を広げる必要がある場合は、次の操作を行います。