リファレンス オブジェクトのプロキシを作成する
 
 
 

シーンが複雑になるにつれて、シーンのインタラクティブ パフォーマンスが低下する場合があります。複雑なオブジェクトの一部を単純なプロキシに置き換えると、シーンの速度を向上させることができます。

木のプロキシ ファイルを作成するには

  1. ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As)を選択して、カレント作業ファイルを graveyard1.ma という名前で保存します。
  2. ファイル > シーンを開く(File > Open Scene)を選択し、tree.ma を開きます。

    これは前の手順でエクスポートした木のファイルです。縮小すると、墓地のシーンと同じ場所にこの木が配置されていることを確認できます。

  3. ディスプレイ > ヘッドアップ ディスプレイ > ポリゴン数(Display > Heads Up Display > Poly Count)を選択します。

    ワークスペースの左上隅にシーンの情報が表示されます。木が 17136 個のフェースで構成されていることがわかります。

  4. リーフを選択して Delete キーを押します。

    ポリゴン フェースの数が 2976 まで減少しました。木のベースのサイズとシェイプは同じであるため、これは理想的なプロキシです。

  5. 木を選択して、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)を開きます。
  6. willow1Main タブでトランスフォームの名前を treeProxy に変更します。
  7. ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As)を選択してファイルを treeProxy.ma という名前で保存します。