回転サーフェスの編集

 
 
 

カーブを回転させてサーフェスを作成したら、オリジナルのカーブ シェイプを変更してサーフェスのシェイプを変更することができます。このような変更ができるのは、回転操作を行う前に Maya のコンストラクション ヒストリ(Construction History) 機能をオンにしておいたからです。

オリジナルのカーブが別の既存のカーブやサーフェスの中に位置している場合、オリジナルのカーブを選択すると作業が困難になります。アウトライナ(Outliner)はエディタの一種で、シーンの構造やコンポーネントをすばやく調べるときに便利です。アウトライナ(Outliner)はこのような場合のオブジェクトの選択にも役に立ちます。

コンストラクション ヒストリを使ってサーフェスを編集するには

  1. ウィンドウ > アウトライナ(Window > Outliner)を選択します。

    アウトライナ(Outliner)にシーンの項目のリストが表示されます。

  2. アウトライナ(Outliner)でリストに表示される名前をクリックして、回転させたカーブ(curve1)を選択します。

    シーン ビューで、このカーブがハイライトされます。

  3. 前面ビューで右クリックして、マーキング メニューから CV (Control Vertex)を選択します。

    カーブの制御点が表示されます。

  4. 1 つまたは複数の制御点を選択、移動して、カーブのシェイプを調整します。

    前面ビューで制御点を選択できない場合は、必要に応じてカメラをドリー イン、タンブルしてから、パース ビューで選択します。

    卵立てのシェイプはコンストラクション ヒストリでカーブのシェイプとリンクされているので、これによって卵立てのシェイプを変更することができます。

  5. 必要に応じて、シーンを保存してあとで確認します。
  6. アウトライナ(Outliner) ウィンドウを閉じます。