サーフェスのプロファイル カーブを作成する

 
 
 

まず、1 組のプロファイル カーブの作成からレッスンを始めましょう。次に、これらのカーブのコピーをいくつか作成して、塩入れのサーフェスを表す骨組みを作成します。

塩入れの胴体となるプロファイル カーブを作成するには

  1. レッスンの準備で説明されている手順を完了していることを確認してください。
  2. 作成 > NURBS プリミティブ > 円(Create > NURBS Primitives > Circle) > を選択します。オプション ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択し、次の値を入力して、適用(Apply)ボタンをクリックします。
    • 半径(Radius): 4
    • セクション数(Number of Sections): 24

    半径(Radius)には、グリッド単位で円のサイズを設定します。この値に 4 を指定すると、グリッドを使ってサイズを比較するために十分な大きさの円が作成されます。

    セクション数(Number of Sections)には、円に含まれる制御点の数を設定します。24 個の制御点を使用すると、このレッスンで必要な微妙な輪郭線の円が作成できます。この円の制御点を表示して、24 個あることを確認してください。

    円はループして、自分自身に戻ってくるカーブです。サークルの制御点の機能は他のカーブの制御点と同じです。カーブやサーフェスの作成された制御点が多ければ多いほど、シェイプにより多くのディテールを追加することができます。

    制御点が多すぎると、広い範囲にわたってスムーズにシェイプを変化させることが難しくなるという欠点があります。また、カーブを扱うときの処理速度が低下するという問題もあります。必要最小限の制御点のカーブを作成するのが最善です。その状況でいくつの制御点を使用すべきかは、経験を積むことで判断できるようになります。

  3. 次のようにオプションを設定して、もう 1 つ円を作成します。
    • 半径(Radius): 2
    • セクション数(Number of Sections): 24

    これにより、最初の円の内側に小さな円が作成されます(下図を参照)。

  4. 上面から円を確認できるようにシーン ビューを変更します。
  5. 内側の円を右クリックして、マーキング メニューから CV (Control Vertex)を選択します。同じ操作を外側の円に対しても行います。
  6. メニュー バーの下にあるポイント スナップ(Snap to points)をオンにします。
  7. 次の図にあるように、制御点を外側の円から、内側の円の対応する位置に移動します。ポイント スナップ(Snap to Points) モードでは、制御点をドラッグして目的の位置に近づけると、ドラッグしている制御点が目的の位置に正確にジャンプします。
  8. ポイント スナップ(Snap to Points)をオフにします。円上で右クリックしてマーキング メニューからオブジェクト モード(Object Mode)を選択することにより、両方の円の制御点表示をオフにします。