このセクションでは、ファーが割り当てられないオブジェクトを参照として利用するディスプレイ レイヤに割り当て、ファー ディスクリプションを追加、または変更するときに、これらのオブジェクトを一時的に選択できないようにします。
レイヤは、オーバーラップしたシーン ビューで、レイヤにはオブジェクトを割り当てることができます。シーン内のオブジェクトはどれでもレイヤに割り当てられます。シーンを簡略化できるというのはレイヤの便利な特性の 1 つです。これにより、他のオブジェクトに干渉せずに、特定のオブジェクトで作業をすることができます。シーンからレイヤに割り当てるオブジェクトを選択し、必要に応じて、このオブジェクトを可視または非可視に設定できます。また、特定のレイヤとコネクトされているオブジェクトすべてをテンプレート化、または参照することも可能です。
レイヤ エディタ(Layer Editor)で、レイヤの名前が更新され、ステータスが リファレンス(Reference)に設定されます。リファレンスというディスプレイ状態は、そのレイヤに含まれるオブジェクトはシーンには表示されるが、選択できないことを表しています。
選択したオブジェクトは ExtraParts ディスプレイ レイヤに割り当てられます。このレイヤは現在、リファレンス(Reference)に設定されています。これらのオブジェクトは表示されていますが、このレイヤのディスプレイ設定を通常(Normal)に設定するまで、選択することはできません。リファレンス レイヤをこのように使用すると、ファー(Fur)を適用するときに関係のないサーフェスが誤って選択されることがなくなり、作業効率が上がります。