パラメータ データ タイプ

 
 
 

ShaderParamDef または ShaderParamDef オブジェクトでは通常の基本データ タイプ(カラー、マトリクス、スカラー、文字列、ブールなど)がサポートされていますが、簡易なタイプ(配列タイプと構造タイプ)を組み合わせた、より複雑なタイプもあります。 これらは基本的により多くのシェーダ パラメータ定義に対するコンテナとして機能します。

さらに、レンダ ツリーのピッキング ウィジットに関連するリファレンスおよびプロパティ パラメータがあり、シーン オブジェクト(3D オブジェクト、マテリアル、ライトなど)と特殊プロパティ(UV、CAV、ウェイトマップなど)の取得を処理します。ピッキング ウィジットでは、siShaderPropertyFilterType 値または siShaderReferenceFilterType 値のいずれかを適用して、ユーザの選択肢をフィルタすることができます。

また、ライトマップ、ジオメトリ、リアルタイムなどの特殊なシェード ノード接続タイプを指定できる、多くのカスタム パラメータ データ タイプも用意されています。 リファレンス ウィジットおよびプロパティ ルックアップ ウィジットと同様に、 siShaderCustomDataType 値のいずれか 1 つを適用してシェーダ パラメータの特定のデータ タイプを定義します。

ヒント:

リファレンス、プロパティ、およびカスタム パラメータ データ タイプを定義する方法の例については、Softimage に付属の例を参照してください。C++ と JScript の両方の例が用意されています。

ネイティブ Softimage データ タイプ以外に、RegisterShaderCustomParameterType または RegisterShaderCustomParameterType メソッドを使用して独自のカスタム パラメータ データ タイプを作成することもできます。このメソッドでは、レンダツリーでのカスタムディスプレイカラーを指定したり、該当するデータタイプを持つポートに接続可能なポートタイプおよびシェーダファミリを指定したりすることができます。