単一フレームをプレビューする

 
 
 

[レンダ]ツールバーの[レンダ](Render) [プレビュー](Preview)コマンドを使用すると、フローティング ウィンドウ内で現在のフレームを完全にレンダリングされた品質でプレビューすることができます。フレームは、現在のレンダ パスのレンダ オプションか、4 つのビューポートのいずれかで定義されたレンダ領域オプションを使用してレンダリングされます。プレビュー ウィンドウには、特定のフレームバッファではなく、常にメインのチャンネルが表示されます。

単一フレームをプレビューするには

  1. [レンダ]ツールバーから[レンダ](Render) [プレビュー](Preview)を選択します。

  2. [オプション]メニューから、プレビュー時に使用するレンダ オプションを選択します。

    • [現在のパスレンダオプション](Current Pass Render Options): これらのオプションの設定方法については、「パス レンダ オプション」を参照してください。

    • [ビューポート A/B/C/D 領域オプション](Viewport A, B, C, D Region Options): 詳細については、「レンダ領域オプションの設定」を参照してください。これらのオプションは、カメラ ビューではなく、視点を使って(トップ、フロント、ライト ビューなどから)レンダリングしたい場合に便利です。

  3. レンダ プレビュー ウィンドウでは、以下の操作も実行できます。

    • [更新]ボタンをクリックして、フレームの再レンダを強制する。

    • [ロック]ボタンをクリックして、シーンが変更されたときにビューアが自動的に更新されないようにする。See レンダ プレビューを比較する

    • [自動フィットビューア]オプションを選択して、プレビュー ウィンドウに合うようにイメージをサイズ変更する。See レンダ プレビューを自動フィットさせる

レンダ プレビューを比較する

複数のレンダ プレビューを開き、各ウィンドウで個別の結果を比較できます。

  1. [レンダ]ツールバーから[レンダ](Render) [プレビュー](Preview)を選択し、ビューアを開いてプレビューを生成します。

  2. [ロック](Lock)ボタンをクリックして、シーンが変更されたときにビューアが更新されないようにします。

  3. メイン メニューで[ビュー](View) [レンダリング/テクスチャ](Rendering/Texturing) [レンダリング プレビュー](Render Preview)を選択し、2 つ目のプレビュー ウィンドウを開きます。

  4. シーンを修正します。続けて、ロックされたプレビュー ウィンドウの結果と現在のプレビュー ウィンドウの結果を比較できます。

レンダ プレビューを自動フィットさせる

[自動フィットビューア]オプションは、スクロール バーを表示せずに、ビューアの最大サイズにイメージを合わせます(イメージのアスペクト比が保持されます)。ビューアで可能な最大サイズは、ユーザの画面解像度によって異なります。たとえば、イメージのサイズが 1600 x 1600 で、ユーザの画面解像度が 1280 x 1024 の場合、800 x 800 となります。

  • [オプション](Options) [自動フィットビューア](Autofit Viewer)を選択します。

    [自動フィットビューア]がオフの場合、完全なイメージが 1:1 のピクセル比で表示されますが、イメージ全体を表示するにはスクロール バーを使用する必要があります。

フレーム プレビューを保存する

プレビュー ウィンドウの内容を取り込む(キャプチャする)場合は、内容を静止画として保存します。

フレーム プレビューをファイルに保存すると、ビューアはバッファのコンテンツを保存します。たとえば、ビューアが自動フィットに設定されており、プレビューが 800 x 800 にサイズ変更されている場合は、800 x 800 のイメージとして保存されます。自動フィットがオフの場合、イメージ全体が保存されます。

プレビューしたフレームを保存するには

  1. 前述したように、単一のフレームをプレビューします。

  2. プレビューウィンドウで、[名前を付けて保存](Save As)ボタンをクリックします。ブラウザが開きます。

  3. ブラウザを使用して、イメージのディレクトリ、フォーマット、およびファイル名を選択します。