Emit Filler Strands(フィラー ストランドの放出)

 
 
 

別のポイント クラウドで作成されたガイド ストランド間の空間を塗りつぶすパーティクル ストランドを放出します。フィラー ストランドはガイド ストランドに拘束されます。そのため、ダイナミクスに合わせて、ガイド ストランドの動きを追従します。

フィラー ストランドには、コンストレインされたガイド ストランドと同じ数のセグメント([Num Segments])がなければなりません。同じ数のセグメントがない場合は、フィラー ストランドの[StrandPosition]配列が一致しないため、ストランド サイズだけでなく、その他のストランド属性も考慮されません。

同じガイド ストランドに拘束される、複数のフィラー ストランドのポイント クラウドを作成できます。

このコンパウンドの[Execute]出力は、シミュレートされた[ICETree]ノードのポートに接続します。

詳細については、「フィラー ストランドを放出する」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

タスク: [Particles]/[Strand Dynamics]

出力ポート: [Execute]

エミッタ1(Emitter1)

パーティクル ストランドの放出元となるジオメトリを接続します。これは、ガイド ストランドで使用されているものと同じエミッタ オブジェクトである必要があります。このジオメトリは、サーフェイスを持つジオメトリである必要があります。

[Emitter]ポートには、複数のジオメトリを接続できます。

レート(Rate)

エミッションの最初のフレームで一度に放出されるパーティクル ストランドの合計数です。

詳細については、「ICE パーティクルレート(量)」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

ガイドストランド(Guide Strands)

ガイド ストランドとして使用するポイント クラウド ジオメトリを接続します。このガイド ストランドが、フィラー ストランドの拘束先になります。

このポイント クラウドには、そのポイント クラウドの ICE ツリーで[Emit Strands(ストランドの放出)]コンパウンドを使用して作成されたパーティクル ストランドが存在する必要があります。

サイズ(Size)

パーティクル ストランドの大きさを定義します。この値はパーティクルの半径になりますが、パーティクルの表示サイズは直径になります。たとえば、[サイズ]の値(半径)が 1 の場合、直径(表示)サイズは 2 になります。

詳細については、「ICE パーティクルのサイズ」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

カラー(Color)

ビューポートに表示されるパーティクル ストランドの初期のカラーを定義します。標準のカラー スライダとカラー ボックスを使用して、カラー値を設定します。

レンダリングされたパーティクルでは、[Attribute_Color]シェーダなどのシェーダで設定していない限り、パーティクルのカラー値は使用されません。

詳細については、「ICE パーティクルのカラー」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

セグメント数(Num Segments)

各ストランドのセグメント数を指定します。ストランド全体の長さには影響せず、ストランドの分割方法だけに影響する点に注意してください。

この値が、ガイド ストランドに対して定義した[Num Segments]と一致することを確認してください。