カスタム ICENode ウィザード

 
 
 

カスタム ICENode ウィザードを使用すると、以下のような完全に機能するカスタム ICENode プラグイン コードを作成できます。

評価アルゴリズムの実装は、ICENode 開発者の作業です。

ヒント:

カスタム ICENode は、Preset Manager に特別なアイコン(サムネイル)で表示できます。 詳細については、「カスタム ICENodes のアイコンをカスタマイズする」を参照してください。

SDK ICENode ウィザードを使用してカスタム ICENode を作成するには

  1. [ファイル](File)[プラグイン](Plug-ins)をクリックして、[プラグインマネージャ]を開きます ([ツール開発環境]レイアウトで[プラグイン]タブをクリックすると、[プラグインマネージャ]ビューに切り替えることができます)。

  2. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ユーザ ロケーションで ICENode を作成するには、[ファイル](File)[新規作成](New)[ICE ノード](ICENode)をクリックします。

    • 別の場所(ワークグループやアドオン ディレクトリなど)で ICENode を作成するには、プラグイン ツリーで該当する場所を展開し、[プラグイン]フォルダを右クリックして、[新規作成](New)[ICE ノード](ICENode)をクリックします。

    ICENode ウィザードが表示されます。

  3. [タイプ](Type)ボックスに、ノードの名前を入力します。

    ICENode 名の先頭文字には英字を使用します。 以降に続く文字には、英字、数字、アンダースコア(_)を使用できます。

    ウィザードによってスペースはアンダースコアに自動的に置き換えられますが、[UI 名](UI Name)ボックスのスペースはそのまま使用されます。

  4. カスタム ICENode の UI で別の表示名を使用する場合は、[UI 名](UI Name)ボックスに表示名を入力します。

    デフォルトでは、UI 名は ICENode 名(タイプ)と同じですが、アンダースコアの代わりにスペースが使用されます。

  5. ICENode のカテゴリを[カテゴリ](Category)テキストボックスに入力します。 このカテゴリは、Softimage の UI で新しい ICENode を分類し、表示するために使用されます。 たとえば、「Debugging」と入力した場合、ICENode はネイティブの Log Values ノードとともに ICE TreeのPreset Manager に表示されます。

  6. [処理モード]ドロップダウン リストから、使用する処理モードを選択します。 デフォルトでは、siICENodeMultiThreading(標準)モードが指定されます。この値は、シングルスレッド プロセスのサポートを有効にする場合は siICENodeSingleThreading に、複数の評価フェーズを使用する場合は siICENodeMultiEvaluationPhase に変更できます。

  7. [カラー](Color)スライダを使用して、新しいカスタム ノードの UI で表示するバックグラウンド カラーを設定します。

  8. オプションで、新しいプラグインが生成される[出力ディレクトリ](Output Directory)を変更することもできます。

  9. [入力](Input)[ポート]タブをクリックします。 ここでは、入力ポートの定義を指定できます。

  10. [出力](Output)[ポート]タブをクリックします。 ここでは、出力ポートの定義を指定できます。

  11. [カスタム タイプ](Custom Types) タブをクリックします。 ここでは、ノード ポート接続を指定するときに使用する新しいカスタムのデータ型を設定できます。

  12. [オプション](Options) タブをクリックします。 ここでは、データの評価方法に関するオプションを設定できます。

  13. [コード](Code) タブをクリックします。 ここでは、オプションのコールバックやデバッグ機能を追加できます。