[Inertial Properties]プロパティ エディタ
 
 
 

リジッド ボディの慣性モーメントを決定します。これは角加速度に対するリジッド ボディ オブジェクトの抵抗です。基本的に、ダイナミクスが適用されたときに(フォースや衝突)オブジェクトがその質量の中心を基準にしてスピンする程度を指定します。

適用するには: オブジェクトを選択して、[Simulate]ツールバーから[作成](Create) [リジッドボディ](Rigid Body) [アクティブリジッドボディ]または[パッシブリジッドボディ](Active or Passive Rigid Body)を選択します。

再表示するには: リジッド ボディを選択して、[シミュレート]ツールバーから[修正](Modify) [リジッドボディ](Rigid Body) [リジッドボディの編集](Edit Rigid Body)を選択します。Explorer で、リジッド ボディの[Inertial Properties]アイコンをクリックしても再表示できます。

詳細については、「リジッドボディの質量または密度の設定(慣性プロパティ)」(「 シミュレーション」)を参照してください。

質量

質量使用(Use Mass)

リジッド ボディの[質量](Mass)の値を使用して慣性を求めます。このオプションを選択しない場合は[密度](Density)の値が使用されます。

質量(Mass)

リジッド ボディの質量。単位はキログラム(kg)です。質量を増やすと、オブジェクトの方向を変えるためにより大きなフォースが必要になります。

密度(Density)

リジッド ボディ オブジェクトのボリュームを基準にした質量。この値の単位は kg/Softimage です。

質量の中心

質量の中心は、ダイナミクスが適用されたときに(フォースまたは衝突)、リジッド ボディ オブジェクトがスピンする際の基準点です。

ユーザ質量の中心(User Center of Mass)

ローカルな [X、Y、Z](X, Y, Z) 座標で定義したリジッド ボディの質量の中心位置を使用して、慣性を求めます。このオプションを選択しない場合、質量の中心はオブジェクトの中心(中心が置かれている場所)と同じ場所に定義されます。

[X, Y, Z]

ローカル空間におけるオブジェクトの質量の中心位置。