[アクションソース]プロパティエディタ

アクションソースに保存された元のアニメーションを編集できます。

詳細については、「アクションソースを変更する」(「Animation Mixer のノンリニアアニメーション」)を参照してください。

表示するには: Animation Mixerでアクションクリップを右クリックし、[ソース](Source)を選択します。アクションに含まれているすべてのパラメータがテーブルに表示されます。行をクリックすると選択できます。

注:このプロパティエディタの右上隅にあるキーボタンは無効なため、そのキーボタンを使用してソース項目のキーを設定したり削除することはできません。

ソースデータを編集する(Edit Source Data)	選択された項目のソースデータを編集できます。このボタンを使用するのは、ファンクションカーブやコンストレイントを編集する場合だけです。ソースエクスプレッションを編集する場合は、[値]列に直接入力してください。ソースのファンクションカーブパラメータを選択した状態でこのボタンをクリックすると、そのパラメータが選択された状態で Animation Editor が開きます。変更は、ソースからインスタンス化されたすべてのクリップに反映されます。ソースのコンストレイントパラメータを選択した状態でこのボタンをクリックすると、そのコンストレイントのプロパティエディタが開きます。変更は、インスタンス化した新しいクリップにのみ反映されます。既存のクリップのコンストレイントを変更するには、[Instanced Action]プロパティエディタを使用します。
アクティブネスのトグル(Toggle Activeness)	選択したパラメータのオン/オフを切り替えます。この操作は、対応する行の[アクティブ](Active)行をクリックするのと同じです。
項目の削除(Remove Item)	選択した項目をアクションソースから削除します。
再ロード(Reload)	オフロードされた外部のアクションソースを再ロードします(以下の「[ストレージ](Storage)」を参照)。

テーブル

ソース(Source)	ソース内の各パラメータのアイテム番号です。
タイプ(Type)	パラメータ上のアニメーションタイプです。 [Fcv]: ファンクションカーブ(キー) [Exp]: エクスプレッション [Cns]: コンストレイント [CMP]: コンパウンドアクションクリップの項目
アクティブ(Active)	パラメータが有効かどうかを表します。個々のパラメータのオン/オフを切り替えられます。この操作は、ソースアクションを基にした新しいクリップすべてに影響します。ただし、この操作は既存のクリップには影響しないことに注意してください。既存のクリップでパラメータのオン/オフに切り替えるには、[Instanced Action]プロパティエディタを使用します。
項目名(Item Name)	影響を受けるパラメータの名前。
値(Value)	パラメータの値。たとえば、パラメータがエクスプレッションにより動作している場合、エクスプレッションがここに表示され、このボックスで直接数値を編集できます。パラメータがファンクションカーブにより動作している場合は、このボックスは空欄になります。

情報フィールド

タイプ/名前(Type and Name)

これらのボックスには、アクションソースのタイプとその名前が情報として表示されるだけで、変更はできません。

部分 F カーブのオフロード範囲

以下の[ロード](Load)リストから[Partially Offloaded]を選択すると、オフロードするフレームを指定できます。構文は、「[開始、終了](Start,End)」です。このテキストボックスには、フレーム範囲を表す任意の数字(セミコロンで区切る)を指定できます。例: [1,10;30-40;80,100]

ストレージ

アクションソースに格納されている元のアニメーションデータがファンクションカーブの(ただし、クォータニオン回転 F カーブは含まない)データである場合のみ、そのアクションソースをファイル(外部のアクションソース)に保存できます。.xsiファイル形式では、エクスプレッションやコンストレイントを利用して作成されたアクションソースはサポートされていません。

詳細については、「外部アクションソースの作成」(「Animation Mixer のノンリニアアニメーション」)を参照してください。

ストレージ(Storage)

このリストからファイル形式を選択します。

[内部](Internal): 既定のストレージ。アクションソースを個別のファイルに保存するのではなく、シーンの一部として保存します。
[外部(.xsi text)](External (.xsi text))は、アクションソースを .xsi テキストファイルに保存します。
[外部(.xsi binary)](External (.xsi binary))は、アクションソースを .xsi バイナリファイルに保存します。
[外部(native binary)](External (native binary)): アクションソースを .eani 形式のファイルに保存します。このファイル形式ではロードや保存が高速になりますが、再利用はできなくなります。

アクションステータス(Action Status)

外部のアクションソースの現在のロード状態。

[ロード済み](Loaded)ソースがシーンにロードされています。
[オフロード](Offloaded)ソースはオフロードされている外部のアクションソースです。ソースがオフロードされていると、シーンにはロードされていないため一時的に使用できません。
[Partially Offloaded]ソースが部分的にオフロードされています(一部のフレームだけがオフロードされています)。オフロードされるフレームは、前述の[部分 F カーブのオフロード範囲](Partial Fcurves Offloaded Ranges)テキストボックスで指定できます。

ファイル(File)

外部のアクションソースを保存するファイル名とパスを入力します。パスは、デフォルトでは現在のプロジェクトのアクションフォルダに設定されます。ブラウズボタン([...])をクリックするとブラウザが開き、保存場所を選択できます。