ペインコンテンツの設定
 
 
 

ペインには以下のいずれかを表示できます。

ペインコンテンツのプレビュー

エディタのコマンドバーの[プレビュー](Preview)ボタンは、ペインコンテンツの表示を制御します。

  • このボタンがオンの場合、ペインにはコンテンツが大まかに表示されます。

  • このボタンがオフの場合、各ペインにはペイン名とコンテンツ名が表示されます。

[プレビュー]がオンの場合は、使用できないコマンドがあります。

ビューとパネルの設定

一部のビューとパネルは、レイアウトの編集中のみ使用できます。さらに、ビューとパネルによっては、レイアウトごとに1度だけインスタンスを作成できます。

ペインのビューまたはパネルを設定するには

  • ペインを右クリックし、[ビューの設定](Set View)メニューから項目を選択します。

ペインのビューまたはパネルを削除するには

  • ペインを右クリックして[ビューの削除](Remove View)を選択します。ペインコンテンツは削除されますが、ペインはそのまま残ります。

    ペインコンテンツを変更するだけの場合は、ペインを削除する必要はありません。ペインを右クリックして[ビューの設定](Set View)または[ツールバー/シェルフの設定](Set Toolbar/Shelf)メニューから別の項目を選択します。

特定のビュータイプに対するヒント

[ビューの設定]メニューの大部分の項目は、項目名から内容を把握できます。ただし、一部の項目はさらに詳しい説明を要します。

  • [ビューマネージャ](View Manager)は、4 つのビューポートを含むデフォルトレイアウトの中央にあるメインビューです。ビューマネージャは、レイアウトごとに1つです。

  • [Property Panel]はプロパティエディタに似ていますが、上部にアニメーションコントロールとプリセットコントロールがありません。さらに、選択内容を変更できないので、作業中に自動的にリサイクルしません。[Property Panel]は、静止しているプロパティページまたはSDKを使ってプログラムで制御されるプロパティページの表示に便利です。表示するプロパティを指定する方法については、「ビュープロパティの設定」を参照してください。

  • [Text Editor]には、通常、スクリプトの編集に使用しない場合でも[実行](Run)ボタンがあります。[実行](Run)をクリックすると、テキストが実行されます。スクリプトが有効でない場合は、ほぼ構文エラーとなります。

  • [Animation Editor]は、多くのリソースを必要とします。レイアウトまたはビューに複数のAnimation Editorを表示することはお勧めしません。[Render Tree]および[Schematic]も、同様に多くのリソースを必要とします。

  • レイアウトには、[RV - Material]エディタを置かないでください。このエディタはシーンに一時的なオブジェクトを作成し、ビューを閉じるとそれらのオブジェクトを削除します。ただし、レイアウトはビューと同じ方法で閉じることができないため、作成された一時オブジェクトは削除されません。

ツールバーのタイプの設定

ビューによっては、ツールバーのタイプを設定できるものがあります。このビューには、ExplorerやSchematicなど、固有のツールバーを持つ大部分のビューが含まれます。

ツールバーのタイプを設定するには

  • 次のいずれかの操作を実行します。

    • ペインを右クリックし、[ツールバー](Toolbar)サブメニューから任意のオプションを選択します。

      または

    • ペインを選択し、エディタのコマンドバーで[ツールバータイプ](Toolbar Type)を設定します。[プレビュー]ボタンがオンの場合は、設定できませんので注意してください。

    以下のオプションを設定できます。

    • [なし](None)は、ビューのツールバーを隠します。たとえば、ユーザに設定を変更してほしくない場合には、[Object View]のツールバーを隠し、[View]プロパティのディスプレイタイプを変更するか、またはSDKを使用してコントロールします。

    • [ローカル](Local)は、ビューのツールバーを表示します。

    • [共有](Shared)は、リレーショナルビューの上部に横たわる特別な領域に、ビューのツールバーを表示します。これは[Explorer]ビューでのみサポートされています。他のビューで使用すると望ましくない結果を生じる場合があります。

ビュープロパティの設定

一部のビュータイプのプロパティは、ユーザが設定できます。たとえば、Object Viewのターゲットコンテンツの制御、NetviewのURLの設定、テキストエディタで開くファイルの指定などが可能です。

ビュープロパティを設定するには

  • ペインを右クリックして[ビュープロパティの設定](Set View Properties)を選択します。

    [View_Properties]エディタが開きます。使用できるオプションは、ビューのタイプによって異なります。ビュータイプの中には、SDKを使って設定できる追加のプロパティを持つものもありますが、それらは[View_Properties]エディタに表示されません。利用可能なプロパティの一覧については、「ビュー属性」(『SDK ガイド』)を参照してください。.

ツールバーとシェルフの設定

ペインには、ツールバーやシェルフを表示できます。以前に作成したツールバーやシェルフのみを選択できます。レイアウトエディタやRelational View Editor内でツールバーやシェルフを作成および編集することはできません。「ツールバーとシェルフ」を参照してください。

ペインのシェルフまたはツールバーを設定するには

  • ペインを右クリックし、[Set Toolbar/Shelf]メニューからアイテムを選択します。

ペインのシェルフまたはツールバーを削除するには

  • ペインを右クリックして[ビューの削除](Remove View)を選択します。ペインコンテンツは削除されますが、ペインはそのまま残ります。

    ペインコンテンツを変更するだけの場合は、ペインを削除する必要はありません。[ビューの設定](Set View)または[ツールバー/シェルフの設定](Set Toolbar/Shelf)メニューから別の項目を右クリックして選択します。

トレイスイッチャの設定

ペインでは、ボタンのクリック操作で別のパネルに切り替えるトレイを表示することができます。

A

ペイン領域

B

スイッチャ領域

C

スイッチャボタン

トレイスイッチャを作成するには

  • ペイン上で右クリックして[新規トレイスイッチャ](New Tray Switcher)を選択します。

    1つのペインとボタンを含むスイッチャ領域を持つトレイが作成されます。

トレイスイッチャを削除するには

  • スイッチャ領域の何もない部分(ボタンのない部分)を右クリックし、[区画の削除](Delete Pane)をクリックします。

    最後のペインを削除すると、トレイスイッチャも削除されます。

トレイスイッチャ内のペインの管理

トレイスイッチャ内でペインを追加および削除できます。さらに、ペインを分割し、その内容を通常と同じように設定できます。対応するボタンをクリックするだけで、必要なペインまたはフレームセットを最初に表示できます。

スイッチャペインを追加するには

  • スイッチャ領域(ボタンの上部または隣接部分)を右クリックし、[区画の追加](Add Pane)を選択します。

スイッチャからペインを削除するには

  • ペインのボタンを右クリックして[区画の削除](Delete Pane)を選択します。

スイッチャ内のペインを選択するには

  1. 対応するスイッチボタンをクリックして、正しいペインが表示されていることを確認してください。

  2. ペイン領域でクリックします。

スイッチャボタンの表示の設定

トレイスイッチャの位置とサイズを設定できます 各ボタンには、テキストラベルまたはビットマップを表示できます。

  • テキストラベルには、関連するペインまたはフレームセットの名前が表示されます。

  • ビットマップは、BMP形式のファイルです。ビットマップは、ボタンのサイズに合わせて拡大または縮小されます。ビットマップをボタンに割り当てる前に、そのビットマップをインポートする必要があります。

    filename.bmpに加えて、filename_highlight.bmpという名前のビットマップを使用すると、ボタンが選択された時に強調表示されます。

ボタンの位置とサイズを設定するには

  1. スイッチャ領域(ボタンの上または隣接部分)をクリックして、トレイスイッチャを選択します。

  2. エディタのコマンドバーで、[ボタン: 位置](Button: Location)に必要な値を設定します。使用できる値には、[トップ](Top)[ボトム](Bottom)[レフト](Left)、または[ライト](Right)があります。

  3. [幅](W)および[高](H)に、ボタンの幅と高さのピクセル値を指定します。

ボタンのラベルを変更するには

ボタンのテキストラベルを変更するには、関連するペインまたはフレームセットの名前を以下のように変更する必要があります。

  1. 対応するスイッチボタンをクリックして、正しいペインが表示されていることを確認してください。

  2. ペイン領域をクリックして選択します。ペインが分割されている場合は、Ctrlキーを押しながらクリックして親フレームセットを選択する必要があります。

  3. エディタのコマンドバーで、[Pane Name]または[Frameset Name]に新しい名前を入力します。

ボタンのビットマップをインポートするには

  1. スイッチャ領域で右クリックして[Bitmap Editor]を選択します。[Bitmap Editor]が開きます。

  2. 次のいずれかまたは両方を実行します。

    • [Load All Default Bitmaps]をクリックします。ユーザのApplication¥layouts¥bitmapsディレクトリ、またはファクトリの場所にあるビットマップがリストに追加されます。

    • [新規ビットマップの読み込み](Import New Bitmap)をクリックし、ブラウザを使用してインポートする.bmp ファイルを選択します。ファイル(強調表示用があればそのファイルも)が、ユーザパスのApplication¥layouts¥bitmapsディレクトリに自動的にコピーされます。さらにビットマップをインポートする場合は、この手順を繰り返します。

  3. [OK]をクリックします。これで、[ビットマップの設定](Set Bitmap)メニューからビットマップを使用できる状態になります。

ボタンのビットマップを設定するには

  • ボタンを右クリックし、[ビットマップの設定](Set Bitmap)メニューから項目を選択します。

    ユーザがレイアウトまたはビューを表示した時にビットマップファイルが検出されない場合、ボタンの表示は関連するペインの名前に戻ります。

ビットマップボタンにツールチップを作成するには

  1. ペイン領域をクリックして選択します。ペインが分割されている場合は、Ctrlキーを押しながらクリックして親フレームセットを選択する必要があります。

  2. エディタのコマンドバーで、[詳細](Description)に表示内容を入力します。

    ユーザが[ビットマップ]ボタンにマウスポインタを重ねると、説明が表示されます。

ボタンからビットマップを削除するには

  • ボタンを右クリックし、[ビットマップの削除](Remove Bitmap)を選択します。ボタンの表示は関連するペインの名前に戻ります。