Syflex Zipper(Syflex ジッパー)
 
 
 

このフォースは、クロス オブジェクトの頂点ペア間にスプリングを作成し、それらの頂点間のスペースを開閉できるようにします。

クロス オブジェクトを分割するには、まず、ジッパーに使用する行でそのコンポーネント(ポイントまたはエッジ)を切り離す必要があります。詳細については、「Syflex Zipper Forceを使用する」を参照してください。

ジッパーには、エッジの一方のサイドの最初のポイントと最後のポイントを認識させ、続いてエッジの他方のサイドの最初のポイントを認識させる必要があります。これらのポイントの定義が終わると、ジッパーは 2 つのエッジに沿って頂点ペアを対応付けることができるようになります。

適用するには:Syflex ジッパー フォースを使用する」を参照してください。

タスク: [Syflex]/[フォース]

出力ポート: [Force]出力は、[Syflex Cloth]ノードまたは[Syflex カーブ]ノード上の[Force]ポートに接続します。

サイド 1 ポイント 1(Side1 Point1)

スプリングで接続する、クロスのポイント(頂点)です。

このポイントは、切り離されたクロス エッジの片方のサイドにある、「ジッパー」の開始ポイントです。

各ポイントの番号を確認したり、例を参照するには、「Syflex ジッパー フォースを使用する」を参照してください。

サイド 2 ポイント 2(Side1 Point2)

このポイントは、切り離されたクロス エッジの[サイド 1]にある、「ジッパー」の最後のポイントです。

サイド 2 ポイント 1(Side2 Point1)

このポイントは、切り離されたクロス エッジの[サイド 1 ポイント 1]の反対側にある、「ジッパー」の最初のポイントです。

硬さ(Stiffness)

ポイント間で作成されるスプリングの硬さ(ストレッチ)を定義します。

値を大きくするとスプリングが硬くなり、値を小さくするとスプリングの弾性が高まります。

ダンピング(Damping)

スプリング上で、ダンピング エフェクトの強さをコントロールするダンピング係数。

この値を増やすと、スプリングが非常に硬い場合に起きる震えを減らすことができます。最初は、[硬さ]の約 10 分の 1 の値を使用してください。

ダンピングの値を増やすと計算時間が長くなる可能性があるため、望ましい形状になるまでこの値を少しずつ変化させてテストすることをお勧めします。

長さ(Length)

Softimage 単位で示した、スプリングの相対的な残りの長さ。この長さはスプリングが作成された時点における 2 つのポイント間の当初の距離に設定されます。頂点間スペースを広げたり短縮したりできるようにアニメートできます。

接合(Zip)

ジッパーを作成する、切り離されたクロス エッジに沿ってポイントの開閉ができます。ジッパー エフェクトの開閉を行うには、この値をアニメートしてください。

  • この値を 1 に設定すると、ジッパーが閉じます(すべてのスプリングがアクティブになります)。

  • この値を 0 に設定すると、ジッパーが開きます(すべてのスプリングが非アクティブになります)。

0~1 の範囲の値はすべて、その比率のスプリングを使用します。