イメージ ベースド ライティング レンダ パスを作成する
 
 
 

イメージ ベースド ライディング レンダ パス プリセットを使用すると、イメージによるシーンのライティング処理を手早く行うことができます。このプリセットを使用して新しいレンダ パスを作成すると、パスに環境シェーダが自動的に適用され、レンダ オプションのファイナル ギャザリングを使用できるようになります。もちろん、パスを変更して、イメージを使用したライティング エフェクトを変更するか、パスの変更により影響を受けるオブジェクトの数を制限できます。

レンダ パスおよびそのカスタマイズ方法の詳細については、「パスとパーティション」(「レンダリング」)を参照してください。

イメージを使ったライティング パスを作成するには

  1. [Render]ツールバーで[パス](Pass) [編集](Edit) [新規パス](New Pass) [イメージ ベースド ライティング](Image Based Lighting)を選択します。

  2. 表示された画面で、既存のイメージ クリップを使用するか、ファイルからイメージ クリップを作成するかを指定します。

    • 既存のイメージ クリップを使用する場合は、ダイアログ ボックスが表示され、その中にあるリストからイメージ クリップを選択できます。

    • 新しいイメージ クリップを作成する場合は、ブラウザが開き、クリップを作成する際の元になるファイルを選択できます。

  3. イメージを選択すると、HDRI(デフォルト名)と呼ばれる新しいレンダ パスが作成され、カレント パスとして設定されます。

  4. パスのプロパティ エディタでパスの設定を調整します。

  5. [パス シェーダ]タブをクリックして、思いどおりの結果が得られるまで、環境シェーダの設定を調整します(前述を参照)。

  6. パス設定を完了したら、パスをレンダリングします。