F カーブと領域をフリップする
 
 
 

X(時間)軸またはY(値)軸で F カーブまたはキーの領域をフリップすると、アニメーションを時間またはその値で反転させることができます。フリップ機能(反転機能)は、選択した軸でのキーの最大値と最小値の中点から割り出された分割線を中心に、キーを線対称に転置します。

フリップを実行すると、F カーブまたは領域はいったん切り取られてから、再度貼り付けられます。領域内の最初と最後のキーはこの動作の影響を受けません。最初のキーと最後のキーも操作の対象に含めたい場合には、[Preferences: Fcurve Editor]ダイアログボックスの[貼り付けオプション]ページで[連続性オプション]セクションの[左のキー](Left Key): 右の値を使用]および[右のキー](Right Key): 左の値を使う]を選択します。詳細については、「貼り付けオプションを設定する」を参照してください。

注:同じ軸にロックされたキーがあるカーブや領域をフリップすることはできません。たとえば、キーが時間にロックされていると、[フリップ Y(値)](Flip Y (Value))は動作しますが、[フリップ X(時間)](Flip X (Time))は動作しません。

F カーブまたは領域をフリップするには

  1. フリップする F カーブまたはキー領域を選択します。

  2. [カーブ](Curves) [フリップ Y](Flip Y)を選択すると値が反転し、[フリップ X](Flip X)を選択すると時間が反転します。

以下のイメージでは、F カーブが Y(値)軸で反転しています。

以下のイメージでは、領域が X(時間)軸で反転しています。